ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




もつやき里味。千葉県市川市市川3-29。2006(平成18)年3月5日

京成線国府台駅の駅前商店街。「国府台駅前通り/根本発展会」の看板を付けた外灯がある。国府台駅前通りとは県道1号線(市川松戸線、松戸街道)から別れて再び合わさるまでの350m足らずを言うのかと思うが、商店街は1号線沿いにも続く。元は県道の旧道である。1970年頃に駅前を通らずに京成線の下をくぐるバイパスを造った。「根本」とは古い町名で、1951年に成立した町の中に「根本町(ねもとまち)」がある。1965年の住居表示の実施で廃止された。
写真の店は古い日本家屋の前面に簡単に造られた店舗部分だと思う。その古い家は、里味の後ろに1戸、神戸酒店とその隣の空き店舗(2009年9月のストリートビューでは「厨房福助」、2015年3月のでは「タイ古式マッサージ・ウンアイ」)の後ろに1戸建っている。おそらく国府台駅前通りに残っていた戦前からの商店建築かと思うが、最近、ついに取り壊されてしまった。



神戸酒店。市川市市川3-29。2006(平成18)年3月5日


裏の駐車場の奥に見えていた神戸酒店の裏
市川市市川3-29。2006(平成18)年3月5日

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