ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




福地不動産。千葉県市川市市川2-29。2005(平成17)年3月7日

市川大門通りの西で京成線の南の住宅街にある出桁造りの商家。福地商事として燃料を扱っているから、昔は薪炭商だったのかもしれない。現在は「三菱灯油の店」の看板は外されている。
この辺りの道路は細いカーブした道が不規則に交差している。そのため四つ角があまりない。農道がそのまま残っているのだろうか? とにかく道路整備がほとんど行われずに住宅がどんどん建ってしまったような状況である。福地不動産のある三叉路も伸びてきた道が自然にくっついたような具合に見える。そんな中で、定規で引いたように真っ直ぐに伸びている大門通りが目立つ。
下写真の住宅は福地不動産の近くで見つけた。洋館付き住宅とか文化住宅と言われるものだが、母屋とは独立した小さな洋館として建っている。玄関は洋館についているのが共用で使われているようだ。



洋館付き住宅。市川氏市川2-28。2005(平成17)年3月7日

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )