ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




松菱金属。墨田区向島1-7。2008(平成20)年12月3日(4枚とも)

三つ目通りの源森橋から言問橋東交差点までの沿道に残っている古い商店建築を紹介する。写真は全て通りの西側である。東側は、すぐ戦前の建物と判るものがほとんど残っていない。
上の写真は源森橋のすぐ北。同じような造りの、瓦屋根の家が2棟並んでいる。左の家はしもた屋になっているようである。右の家は「松菱金属」の文字が残っているが営業しているかどうか。



茨木仕立屋(明石屋)。向島1-7

左のあずき色の家は二軒長屋の片割れかもしれない。すっかりリフォームされて、まだ当分使っていく構えだ。右の家は建ったときの造りをよく残しているように見える。ガラス戸に「和服仕立物店」と読める。仕立屋さんだが、今も商売を続けているのだろうか。




上:旧加藤洋品店、左:二軒長屋
向島1-6

商店や家内工業の製作所だったと思われるが、しもた屋になった家が並ぶ。写真中央の家が「加藤洋品店」だった家。右端は三軒長屋の二戸分を看板建築にしているようだが、伸和プレスという会社だった。現在、旧加藤洋品店から伸和プレス(横丁の角にある)までが取り壊され、すでにビルに建て替わった。
左の写真は上の写真の家並みの裏側。二軒長屋が2棟並んで残っている。この裏通りの向かい側は隅田公園。

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