ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





七軒長屋。墨田区京島1-53
上:2008(平成20)年12月6日
左:2013(平成25)年2月10日

明治通りの京島交差点の角に古い商店長屋が残っている。『東京DOWNTOWN STREET 1980's>京島一丁目>京島一丁目』に、「七軒長屋」と紹介されている建物。店ごとにその正面を看板建築風に改装している。四ツ目通り側の、2階の壁ををトタン波板で葺いた店が、元に近い造りなのかもしれない。
現在は交差点に向いた「散髪屋おかざき」と黄色い日よけの「沖山測量登記事務所/東邦地所不動産部」が営業していて、他は空き家か住居になっているらしい。明治通り側の「二葉堂」は菓子屋だった。その隣の「コーサテン」というソフトクリーム屋だった店の日よけがまだ残っている。さらに隣は長屋には入らないようだが、「大和屋履物店」だった。



ダルマ理容院。京島1-53。2008(平成20)年12月6日

明治通りの京島交差点から少し北へいった辺り。古い長屋の表側を店ごとに改装して1戸ごとに独立した店舗のようにみせている。写真左から、サンユー商事、金子屋(製菓材料)、ダルマ理容院、こうたろう(ラーメン)、ディスカウントショップサトウ。その先は路地が入っていて石井酒店。
サンユー商事の建物上部の消えかかっている文字は「赤坂歯科醫院」で、ラーメン店にも「松江寿司」の旧店名が残っている。ディスカウントショップは「金華園(中華料理)」だったときの造りらしい。

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