ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




増英かまぼこ店。足立区千住3-20。2003(平成15)年1月12日

千住3丁目と4丁目の境を、旧日光街道と現日光街道を結ぶ通りが「サンロード商店街」。戦時中に建物疎開(強制疎開)で建物が取り壊されて防火帯になっていたのを、戦後に建て直された建物がまだかなり残っていてレトロな雰囲気がある。残念ながら賑わっているとは言いかねる。
増英かまぼこ店は通りの五叉路の角にあるおでん種の店。おでんも売る。ぼくは知らなかったがネットで見ると地元では有名な人気店らしい。現在、建物はビルに建て替わった。店のHP 『マルイシ増英』によると、昭和25年4月に開業している。写真の建物を建てて店を開いたのかと思う。昭和27年2月には千住河原町に工場を設ける、と順調だ。2007年12月に新装開店ということだから写真の旧店舗は2006年頃に取り壊されたようだ。


星野クリーナース、旧スナック白鳥
千住3-21。2012(平成24)年1月15日

増英かまぼこ店の横を南に入ったところ。久保田生花店と星野クリーナース(クリーニング店)の間に看板建築があり、かなり古そうな建物に見えて気になる。建物疎開からギリギリ免れた、戦前に建てられたものではないかとも思われる。1989年の住宅地図では「スナック白鳥」。

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