ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



小川タイル店
千代田区内神田1-2
1985(昭和60)年頃

外堀通りと本郷通りが始まる神田橋交差点そばにあった小川タイル店の建物。撮った写真はこの1枚だけで、建物全体を写した写真がないのは残念だ。撮影日も不明。現在の10階建ての小川ビルは1987年4月の竣工なので、その2年位前に撮ったらしい。
『総覧』では「小川タイル店、内神田1-2-2、建築年=1928(昭和3)年、構造=RC・3階建、設計・施工=清水組」である。小川タイルという会社はネットでは探せなかった。たぶん廃業してビル運用に転業したかと思う。
『INAXライブミュージアム>テラコッタ』には「大手タイル問屋」とあって、建物1階上の帯状のテラコッタの装飾がよく分かる写真が出ている。同ミュージアムの 収蔵品にある、やはり伊奈製陶が製作したテラコッタはどこに使われていたのか判らない。

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