*こしあぶらの混ぜご飯・てんぷら・塩麹和え
1年に1回のコシアブラ混ぜご飯こんな美味しいものがあるんだ。畑の仲間が努力して持って来てくれました。それを成長の度合いによりご飯用・塩麹和え・天ぷら作りました。
① 米4合を洗ってザルにあげて、1時間置き、炊飯器に入れ、分量の水・麺つゆ・みりん・塩小匙1.5杯・だし昆布5g良くかき混ぜ普通のご飯の炊き方で炊く。
② こしあぶら20本を煮沸食塩水に10秒ほど茹で、冷水にくぐらせて細かく切り、塩(こぶ茶少々)・生姜の千切りを混ぜ合わせ食べる寸前にご飯に混ぜる。
こしあぶらの木は冷涼な峰地などを好み、自生地も限定されることや、20メートルほどの高木になることから、たらの芽などとちがい新芽の採取は困難ですが、新芽を塩茹でしてご飯に混ぜて食べるのは最高。
秋の紅葉時には、葉の色が黄色から透明な白色に変り、その姿は秋の紅葉の中でもひときわ美しく映えます。
こしあぶらの木は、低地里山から高山の林地にも自生しており、採取時期は長く、奥山では7月中頃まで採取ができます。里山では山菜が終了しても、高山のこしあぶらは山の雪どけ時まで採取ができます。
こしあぶらの花は夏8月ごろ淡黄緑色の5弁花をつけます。その後黒紫色の球形の実をつけ、この実から発芽します。
養分が豊富に含まれているのでとても風味があり、おいしいです。ただし、コシアブラ独特の強い苦味があるが、天ぷらや酢味噌からし和え・胡麻和え・おひたしなども美味しい、保存食として塩漬けにも良い。