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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

10日前の野蒜と映画『靖国 YASUKUNI』

2008-04-30 17:54:21 | よしなしごと
 10日ほど前、住まいから三分かからないところにある田圃ののり面で、野蒜(ノビル)をとってきました。
 下の写真がそれです。
 
  一部は紐のように結んで天ぷらにし、後はぬたにしました。
 横にある真珠のような小粒のものは、親の株にくっついていたもので、これは生のまま、生味噌をちょいとつけて食べました。
 酒が進んだことはいうまでもありません。

 

  ところで、前にここに書きました映画『靖国 YASUKUNI』、名古屋においての上映は日本会議などの抗議活動の展開予告や、訳のわからない脅迫じみた電話などのため一時延期になっていましたが、そうした騒動がかえって世論を盛り上げ、このたび改めて上映が可能になりました。
 六月下旬の日程に入りそうです。

  映画の評価はともあれ、作られた作品は広く観られ、その上で論議を展開すべきだというまっとうな考えの人たちが、とにかく上映そのものを妨げようとする人たちに敢然と対応した結果だと思います。

  時間が経つということは、そこにあったものがなくなったり、なかったものが現れたりいろいろ変化するということです。
 この映画についても、稲田とか有村とかいう連中がキャンキャン騒いだおかげで、かえって問題の所在が広く伝えられ、事態が好転したといえます。

  10日前に食べた野蒜の群落地、昨日通りかかったらもう葱坊主のようなものが出かかっていました。
 これからとってきても、もう堅いことでしょう。
 まこと、時間とは物事が変化することそのものだと思います。


 *明日は、名古屋のテレビ局が報道など諸方面を集めて行う上記映画の試写会に行って参ります。
コメント (3)
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