六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

第一次作戦大成功!乞う!ご期待!

2008-04-23 04:46:36 | よしなしごと
 3月23日の日記で、キジバトのつがいが私の家へやってくること、それらに営巣させて、子育てを見極めたいこと、そのために、賞味期限切れのクラッカーを砕いて撒いたり、古いザルを木の枝に固定し、そのベッドをしつらえたことを書きました。

  http://pub.ne.jp/rokumon/?daily_id=20080323
 
 これを読まれた方は、そうはイカのオツンツンと思われたでしょう。
 しかしです、しかし、しかしはシカの意志です。
 来たのです。あのつがいが来たのです。

 
           これは3月23日のもの

 本当のことをいえば、だいぶ前から私がしつらえたザルハウスにすこしずつ木の枝などが増えてきていたので、ひょっとしたらと思っていたのですが、彼らがやってきているのを確認できなかったものですから書きませんでした。

 ところが昨日です。
 ひときわ大きくその鳴き声が聞こえるので、ザルの在処を観察すると、なんと、まさにあのつがいが来ているではありませんか。
 雌雄は良く分かりませんが、一羽がザルに座り込み、もう一羽は近くに寄り添っています。
 その鳴き声は明らかに、「ここは私の家よ、誰も来ないでね」と告げるものでした。

     
      見てください。私の作った古ザルの中に・・。
      映像がくすんでいるのはガラス越しの撮影だからです。


 正直言って感動しましたね。
 私が作った貧相なベッドルームへ、彼らが来てくれるなんて。
 でも、これは第一段階です。
 ここで彼らがその子らを育ててくれることこそが夢なのです。

 誤解があるといけませんが、私は彼らの自然の営為を支配しようとは思いません。野生は野生のままでというのが自然のルールだと思うからです。
 ですから、これ以上人為的なことはしないで、この推移を静かに見守りたいと思います。

 
     ザルからツンツン出ている木の枝は彼らが運んだもの

 彼らの子らが、ここで生まれ、無事巣立ったらいうことはないのですが、例えそうでなくとも、彼らの今後の営為を見守りたいと思うのです。

 嬉しいことに、どうやら彼らは私を信用してくれたようで、彼らの巣のわずか一メートル近くを通りかかっても、警戒の素振りはあるものの、逃げようとはしません。
 むろん私も、彼らを凝視するのではなく、素知らぬふりをしながら、「君たちに危害を加えることはないよ、安心しておくれ」というメッセージを送っているのですが、果たして彼らがどこまでそれを信用してくれるか、それがこれからの見所です。

 彼らは子をなすでしょうか。その子らは無事に巣立つでしょうか。
 また随時、報告致します。
 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする