武士の家計簿

刀を振り回さない時代劇、新鮮です。
最近この手の時代劇多くなりました。
今までの武士とは一風違う観点から描く時代劇。
しかも、主演が堺雅人さんと仲間由紀恵さん。これは新鮮！
期待せずにはいられない。

猪山家はそれなりに裕福な家です。
今で言えば公務員の父と息子が稼いでくるのだからそれなりの生活が出来るでしょう。
が、年々の贅沢が響いて借金が膨らんでいたことをソロバン侍の息子は知らなかった…。
まあ、そうでしょう。家のことは妻に任せる、と言うのが普通。ましてあの時代。

そこで夫が財布を握り、家計簿を付け始めるわけです。
元々仕事がそう言う仕事ですから家計簿をつけるのはお茶の子さいさい。
今で言えば会計士が自分の家の財布を握って家計簿をつけるってところでしょうか。
実際、どうなんでしょう、会計士の人。自分の家の家計も握っているのかな。

それはともかく、何かウルトラCでもあるのかと思ったら…。
結局、質素倹約に尽きるってところでしょうか。
立て直せなくなる前に、今までの生活を振り返ってみることも大事なのかも。
なんとなく、地味～～な気分になる映画でした

映画の感想はおうちでえいがにて。