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今日はなにいろ?

マロングラッセにトライ!

2007-10-24 09:49:48 | 料理
  

最近、手の込んだものにトライしてみたいと思っているんです。
その一つ、「マロングラッセ」
昔、「美味しんぼ」を読んでいたらこのマロングラッセのことが載っていて、かなり大変な行程を積み重ねないと出来ないのだなとその時、思いました。

今年、栗を大量に購入(生産者から直接購入したので、安くて良質な栗が手に入りました)
毎年恒例になった栗のブランデー煮(渋皮煮)や栗ご飯を楽しみましたが、まだまだたくさん残ってる!
と言うことで、今年の秋はマロングラッセに挑戦です。

<材料>
栗 500グラム 砂糖 700グラム ブドウ糖 カップ2/3 

<作り方>
① 鬼皮を剥きます。水につけておくと、剥きやすい。


渋皮煮と違って、渋皮を少し傷つけても大丈夫なので、この作業は渋皮煮よりは気を使わずに済みましたが。

② 渋皮を剥きます。沸騰したお湯につけて剥くと剥きやすい。煮すぎると実が崩れてきてしまうし、お湯につける時間が少ないと剥けないし。これのタイミングが非常に微妙。数個ずつお湯につけながら、と言うのがいいみたいです。剥いた栗は水につけておきます。

栗の種類にもよるのでしょうか。さーっと剥ける栗もあるようですが、私が使った栗はとにかく剥けない
仕方なく、包丁でこそげ取るように剥いてしまいましたこれは反則技かな

③ 栗を一つずつ、ガーゼでくるみます。口をきっちり、糸で結びます。栗が煮くずれないようにするためとか。


④ 鍋にたっぷりの水を入れ、剥いた栗を入れ、2時間くらいことこと煮ます。砂糖を500グラム入れ、溶けたら火を止め一晩おきます。

⑤ ④の鍋を火にかけ、沸騰したら砂糖を100グラム入れて、砂糖が溶けたら火を止め、また一晩おきます。

⑥ ⑤の行程を再び繰り返し、また一晩置きます。

⑦ ブトウ糖を水に入れ溶かし、⑥に入れてことことと。鍋には糖化した白い結晶がついているようになっていれば、OKです。

⑧ 熱いうちにガーゼを取ります。結び口をはさみでチョッキン。熱いからやけどしないように

⑨ 金網に1個ずつ乗せて冷まします。



完全に乾いたらアルミ箔に包んで。



いやー、思った以上に大変でした。
食べた感想は…。うーん、マロングラッセってこんな味だったでしょうか。ちゃんとしたマロングラッセ、買って食べたことないかも。今後の参考のために、デパ地下で買ってきて食してみようかな。
そして最後に一言。
もう二度と作りたくない かなり大変でした。