バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

鳥類孵化、顕微授精で成功 静岡大など世界初 国産トキ復活に光

2014年09月28日 | NEWSクリッピング

 静岡大などの研究チームは22日、卵子に精子を人工的に注入する顕微授精による鳥類の孵化(ふか)に、世界で初めて成功したと発表した。顕微授精はヒトの不妊治療などで手法が確立されているが、卵が大きく受精の様式が異なる鳥類では成功例がなかった。同大の笹浪知宏准教授は「野生種が絶滅した国産のトキなどもクローンで復活できる」と話している。 MSN産経ニュース 2014.9.22

STAP「ES細胞に酷似」理研研究員、遺伝子解析し論文発表

2014年09月28日 | 細胞と再生医療
05:10 (1/2ページ)[STAP細胞]
 理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)らが発表したSTAP細胞は、別の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)に酷似しているとの遺伝子解析結果を理研統合生命医科学研究センター(横浜市)の遠藤高帆(たかほ)上級研究員がまとめ、23日までに日本分子生物学会誌(電子版)に論文が掲載された。

 理研広報室は「STAP細胞の存在を否定する論文だが、細胞の存否は検証実験や残された試料の解析なども踏まえて総合的に判断する」としている。 MSN産経ニュース 2014.9.24


脳は生涯にわたり発達し続ける

2014年09月28日 | 医療 医薬 健康
 筑波大学名誉教授・村上和雄

[正論] 黄金期を迎えつつある脳研究によって、私たちが従来教えられてきた脳に関する常識は、次々と破られてきた。

 例えば、傷ついた脳が自然に治ることはないという通説は誤りで、脳神経細胞は環境に応じて再配線できる。 MSN産経ニュース 2014.9.26

コラーゲン産生促進剤及びそれを用いた美肌用組成物

2014年09月27日 | 健康・栄養機能性成分
出願人: オリザ油化株式会社, ピアス株式会社
発明者: 財木 香里, 仲尾次 浩一, 岡田 忠司, 村井 弘道

出願 2010-177794 (2010/08/06) 公開 2012-036128 (2012/02/23)

【要約】【課題】 レチノイド様作用を有し、コラーゲンの産生を促進する作用を有し、更に真皮の厚さを増大させることにより皺の生成を抑制することができる新規の成分を提供することを目的とする。【解決手段】 上記課題を解決するための本発明の特徴は以下のとおりである。1.バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L*)の抽出物を有効成分とするコラーゲン産生促進剤。2.前記バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L*)の部位として種子を用いたものであることを特徴とする請求項1に記載のコラーゲン産生促進剤。3.ライチの種子の抽出物を有効成分とするコラーゲン産生促進剤。4.クルミ科クルミ属(Juglans)の抽出物を有効成分とするコラーゲン産生促進剤。5.クルミ科クルミ属(Juglans)の抽出物を有効成分とするレチノイド様作用活性化剤。6.バラ科のイチゴ属(Rosaceae Fragaria L*)の種子の抽出物を有効成分とする真皮成長促進剤。明細書pdf >> かんたん特許検索 2012


京大、iPS影響力世界2位…ハーバードに次ぐ

2014年09月27日 | 医療 医薬 健康



10時42分



 世界的に注目を集める再生医療の研究で、京都大がiPS細胞(人工多能性幹細胞)の分野で大学・研究機関別の影響力が米ハーバード大に次いで世界2位であることが、世界最大級の学術論文データベースを持つ情報サービス会社「エルゼビア」(本社・オランダ)と読売新聞社との共同調査でわかった。

 ただ、再生医療全体でみると、京大は17位、東京大は54位、大阪大は93位、名古屋大は94位で、日本は存在感を十分に示せなかった。影響力トップはハーバード大で、上位20のうち17を米国の大学・機関が占めた。シンガポール国立大が26位、韓国・ソウル大が40位、中国・上海交通大が80位になるなど、アジア各国の健闘も目立った。読売新聞(web版) 2014年09月24日

食品・医薬・繊維東京農工大など、ISSでたんぱく質結晶生成実験を開始

2014年09月26日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

 東京農工大学、臨床検査機器・試薬メーカーのアークレイ(京都市中京区)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、香川大学は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で、たんぱく質の高品質結晶生成実験を始める。東京農工大とアークレイが開発したたんぱく質を、26日に打ち上げるロシアの宇宙船「ソユーズ」で運ぶ。実験では産業用酵素としてのたんぱく質の構造を解明し、糖尿病の診断・治療などに役立つ検査システムへの応用を目指す。日刊工業新聞 2014年09月26日

独Merck KGaA、研究用試薬の米 Sigma-Aldrich を170億ドルで買収

2014年09月26日 | 医療 医薬 健康
ドイツの医薬・化学品大手Merck KGaA は9月22日、研究用試薬メーカーの米Sigma-Aldrich を買収することで合意したと発表した。Merckにとって史上最大の買収案件となる。

買収額は170億ドル(現金)で、1株当たりの買収価格 140ドルは直前1ヶ月の終値平均に36%を上乗せしたものとなっている。

MerckはSigma-Aldrich 買収を通じ、研究開発用試薬および装置を提供するMerck Millipore部門の強化を狙う。化学業界の話題 knak (2014年9月25日

製薬会社と医学部の癒着 現役国立大学教授が実名で現状告発

2014年09月26日 | 医療 医薬 健康

 日本の医薬業界が、製薬大手「ノバルティスファーマ」の薬に関わるデータ改竄事件で揺れている。同社は、血圧を下げる降圧剤「バルサルタン(商品名・ディオバン)」を販売する際、改竄したデータに基づき、「血圧だけでなく脳卒中、狭心症にも効果がある」として販売した事件だ。アメバニュース 2014年02月10日


がん退治する抗体発見 血液中から岡山大

2014年09月26日 | 医療 医薬 健康

 肝がんや肺がんなどさまざまながん細胞の増殖を抑え、退治する新たな抗体を人の血液中から発見したと、岡山大病院消化器内科の三宅康広助教らのチームが25日発表した。副作用の少ない抗がん剤などの開発につなげたいという。

 抗体は、特定の物質を認識して攻撃する働きがあり、チームによると、健康な人の体内でも毎日数千個のがん細胞ができるが、種々の抗体や免疫細胞が排除している。

 三宅助教らは細胞膜表面にあるタンパク質の一つで、がん細胞で多く見られる「RPL29」に注目。

 人のRPL29をマウスに注射して作り出した抗体の溶液を、人の肝がん細胞に振り掛けて増殖状況を調べた。

共同通信47news.,2014/09/25