日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.01.06
広島大学
広島大学大学院医歯薬保健学研究院 口腔顎顔面病理病態学研究室(髙田 隆教授)の安藤俊範助教を中心とした研究チームが、AMBN が骨肉腫細胞の Src-Stat3経路を不活性化し、アポトーシスを誘導、コロニー形成能・遊走能を抑制、ドキソルビシンに対する感受性を亢進することで、in vivo での腫瘍原発巣の増大・転移を抑制することを見出しました。また、骨肉腫患者における AMBN の免疫組織化学染色での発現と臨床データを解析することで、AMBN の発現と肺転移・生存率との相関を明らかにしました。これらの結果から、AMBN を指標とした骨肉腫患者の診断や治療法開発の可能性を示しました。
https://research-er.jp/articles/view/54142