バイオの故里から

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プロバイオティクスの保存と送達

2008年06月10日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2006-529457 出願日 : 2004年9月30日
公表番号 : 特許公表2007-507209 公表日 : 2007年3月29日
出願人 : コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガナイゼイション 発明者 : サングアンスリ,ラズ 外2名

発明の名称 : プロバイオティクスの保存と送達

プロバイオティクス微生物をフィルム形成性タンパク質と炭水化物の水性懸濁液に分散する、または、フィルム形成性タンパク質と炭水化物および脂肪の水中油型エマルジョンに分散する、または油に溶解した後、フィルム形成性タンパク質と炭水化物に分散することにより、プロバイオティクス微生物をマイクロカプセル化する。前記エマルジョンあるいは懸濁物は、乾燥させて粉末としてもよい。プロバイオティクスは油に分散させ、ついで水性懸濁物により乳化し、乾燥させて、油に溶かしたプロバイオティクスのカプセルを生成してもよい。これをまた乾燥させて粉末としてもよい。プロバイオティクスが水に敏感である時には油に懸濁させることが好ましいことがある。好ましいタンパク質はカゼインまたは乳清タンパク質であり、炭水化物は難消化性デンプンや還元糖末端を含有する糖であってもよい。プロバイオティクスが酸素に敏感である場合、タンパク質、炭水化物を加熱しメイラード反応生成物をカプセル形成フィルム中に形成する。

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