日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.02.07
東京大学 東北大学 国立遺伝学研究所 日本医療研究開発機構
東北大学大学院生命科学研究科の田村宏治教授のグループは、東京大学の入江直樹准教授、情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所の関亮平研究員・城石俊彦教授、ならびに中国 BGI・コペンハーゲン大学らの国際共同チームにおいて、48 種の鳥の全ゲノム DNA を他の動物のゲノムと比較することにより、鳥らしさをもたらしている DNA 配列を探しました。解析の結果、鳥へと進化する過程において、新しいタンパク質を作る配列(または遺伝子)の獲得はほとんどなく、鳥への進化には、むしろ遺伝子の使い方を変えたことが決定的な役割を果たしたことが明らかになりました。
https://research-er.jp/articles/view/55116