バイオの故里から

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酵素を使用するラセミα-置換ヘテロ環式カルボン酸の光学分割方法

2008年03月30日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2002-500745 出願日 : 2001年5月25日
公表番号 : 特許公表2003-534807 公表日 : 2003年11月25日
出願人 : エスケー コーポレイション 発明者 : オム、キ-ナム 外2名

発明の名称 : 酵素を使用するラセミα-置換ヘテロ環式カルボン酸の光学分割方法

【課題】 ラセミα-置換ヘテロ環式カルボン酸の光学分割方法を提供する。
【解決手段】 開示するものは、酵素のエナンチオマー選択性を用いるラセミα-置換ヘテロ環式カルボン酸(α-HCCA)の光学分割方法である。α-HCCAはアルコールと反応させられて、ラセミα-HCCAエステルを与え、それはその後、エナンチオマー選択性を有する酵素と反応させて、それによりラセミ体のR体またはS体を加水分解する。有機溶媒での抽出は、α-HCCAのエナンチオマーを与えることができる。抽出されたエナンチオマー性α-HCCAエステルは、有機溶媒中での触媒加水分解により、または水溶液中での酵素加水分解により、エナンチオマー性α-HCCAに転換される。それ故、α-HCCAのラセミ混合物は、高光学純度、高収率で、並びに低費用で光学分割されることができる。

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