バイオの故里から

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植物の細胞壁に含まれた抗酸化成分の抽出/収集方法

2007年01月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-166976 出願日 : 2005年6月7日
公開番号 : 特許公開2006-340623 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 中村 晃一 外1名 発明者 : 中村 晃一 外1名

発明の名称 : 植物の細胞壁に含まれた抗酸化成分の抽出/収集方法

【課題】亜臨界水領域の熱水を用いず、加熱温度での飽和水蒸気のもとで植物原料の加水分解によって植物細胞の高分子構造を切断して、細胞壁に含まれる抗酸化成分を効率よく抽出/収集する方法。
【解決手段】 原料投入処理と、加水分解処理と、冷却処理とを行う。原料投入処理は、細胞壁に抗酸化成分を含む植物原料を処理チャンバー内に投入し、処理チャンバーを密閉する処理であり、加水分解処理は、処理チャンバー内の植物原料を130℃~150℃の範囲で加熱し、植物原料に含まれる水分の水蒸気雰囲気中に植物原料を一定時間曝して植物原料の細胞壁を破壊し、細胞壁に含まれる抗酸化成分を細胞壁から開放するとともに、細胞壁の破壊によって取り出された植物の細胞内成分を含む水蒸気中に取り込ませる処理であり、冷却処理は、加水分解処理後、処理チャンバー内の水蒸気を冷却して水蒸気中に含まれる抗酸化成分を抽出する処理である。

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