バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

失明治療 見えてきた光

2016年08月30日 | 医療 医薬 健康

人工網膜や遺伝子治療など、失明治療の新たな道が開けつつある。適切な治療やケアを必要な人に届けられれば、もはや視覚障害の克服も夢ではない。

 ここ10年ほどで、幹細胞を用いた再生医療や、人工器官を体内に埋め込むバイオニック医療の研究が進み、全盲の人が多少なりとも視力を回復した事例が出てきた。幹細胞は未分化の細胞で、さまざまな組織や器官に分化できる。網膜の損傷は失明につながることが多いが、幹細胞を使って、傷んだ細胞の置き換えや再生を行う治療で有望な結果が出始めている。バイオニック医療では第1世代の人工網膜が開発され、長年視力を失っていた患者が手術でマイクロチップを目に埋め込むことで、ぼんやりとだが物が見えるようになった事例が報告されている。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/081900013/082200001/

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