バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞分化誘導法

2009年12月08日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-66683 出願日 : 2005年3月10日
公開番号 : 特許公開2006-246770 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 国立循環器病センター総長 外1名 発明者 : 中山 泰秀 外7名
発明の名称 : 細胞分化誘導法

【課題】胚性幹細胞を生着させた組織工学用スキャホールド材の表面付近では胚性幹細胞を血管内皮細胞に分化させ、組織工学用スキャホールド材内部では平滑筋細胞に分化させることができ、3次元的な階層構造を有したハイブリッド型人工血管を製造することが可能な細胞分化誘導法を提供する。
【解決手段】多孔質三次元網状構造を有した熱可塑性樹脂製の組織工学用スキャホールド材に細胞を生着させ、該細胞の分化を誘導する方法において、該細胞に対し拍動流を加えつつ培養する。拍動流負荷によって生じるずり応力によって内皮細胞が分化誘導され、周期的伸縮と圧拍動によって平滑筋細胞が分化誘導される。複数の血管壁構成細胞が同時に分化誘導できることから、3次元的な階層構造を有するハイブリッド型人工血管を構築できる。明細書pdf >> かんたん特許検索

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