バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

始原肝幹細胞および近位肝幹細胞

2009年10月30日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-576582 出願日 : 2003年3月14日
公表番号 : 特許公表2005-520513 公表日 : 2005年7月14日
出願人 : ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒル 外1名 発明者 : リード ローラ 外4名

肝前駆細胞は、ヒト肝幹細胞の2つの集団(始原肝幹細胞および近位肝幹細胞)、ならびに関連前駆細胞の2つの集団(1つは胆管細胞についてのものおよび1つは肝実質細胞についてのもの)を含む。ヒト始原肝幹細胞は肝臓細胞集団の非常に小さな画分であり、肝臓のはるかに大きな画分を構成する近位肝幹細胞を生み出す。ヒト近位肝幹細胞は、胆管関連前駆細胞および肝実質細胞関連前駆細胞を生み出す。始原幹細胞および近位幹細胞は、ヒト肝臓のための主要な幹細胞である。ヒト始原肝幹細胞は、ヒト肝臓から免疫選択によって、またはヒト始原肝幹細胞を選択する条件下でヒト肝臓細胞を培養することによって単離され得る。近位肝幹細胞は、免疫選択によって、または発生因子を含む条件下でヒト肝臓細胞を培養することによって単離され得る。近位肝幹細胞はまた、始原肝幹細胞を含むコロニーを、発生因子を含む条件下で培養することによって単離され得る。得られる組成物は、肝障害を治療するため、および生体人工器官を作製するために使用され得る。 明細書pdf >> かんたん特許検索

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