バイオの故里から

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iPS細胞:ESの規制指針、対象外--文科省専門委見解

2007年12月10日 | NEWSクリッピング
 「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の研究に対する規制について、文部科学省専門委員会は7日、「受精卵から作る胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を規制する指針は、生命の萌芽(ほうが)を壊す過程に注目したものなので、体細胞だけで作られるiPS細胞は規制対象にはならない」との見解で一致した。

 ただ、iPS細胞からは精子や卵子という生殖細胞を作れる可能性がある。同委員会の豊島久真男主査は「生殖細胞の研究については、現段階では各研究機関の倫理委員会に申請したうえで、透明性を持って進めてもらいたい」と述べた。【永山悦子】毎日新聞 2007年12月8日 東京朝刊

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