バイオの故里から

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RNA干渉物質を用いる遺伝子発現の阻害方法

2006年03月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-548585 出願日 : 2003年10月29日
公表番号 : 特許公表2006-504427 公表日 : 2006年2月9日
出願人 : 502444076 発明者 : リーバーマン ジュディ 外4名

発明の名称 : RNA干渉物質を用いる遺伝子発現の阻害方法

本発明は、感染疾患または障害、例えばHIV感染症、AIDS、およびAIDS関連疾患の治療および予防のための組成物および方法の発見に少なくとも一部基づく。特に、本発明は、感染疾患または障害、HIV感染症、AIDS、またはAIDS関連疾患または障害を治療または予防するために、細胞の遺伝子発現またはタンパク質活性、例えばCCR5遺伝子発現またはタンパク質活性および/または感染因子の遺伝子または配列の遺伝子発現またはタンパク質活性を調節する方法に関する。一つの態様において、細胞遺伝子を標的とするRNA干渉物質を、感染因子の遺伝子または配列を標的とするRNA干渉物質と併用すると、感染因子による感染の持続的な予防が得られる。本発明は、細胞遺伝子、例えばケモカイン受容体、例えばCCR5遺伝子を標的として、それによって標的遺伝子発現細胞における標的遺伝子発現の阻害が起こり、それによって感染因子の侵入を阻害する、例えば標的細胞へのHIV感染症を阻害する、感染症を予防する、および/または確立された感染症における複製を抑制する、新規RNA干渉物質、例えばsiRNA分子の同定に基づく。

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