バイオの故里から

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新規DNA切断酵素蛋白質、及びその遺伝子

2010年09月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2009-279239 出願日 : 2009年12月9日
公開番号 : 特許公開2010-88446 公開日 : 2010年4月22日
出願人 : 国立大学法人九州大学 発明者 : 石野 良純 外1名

発明の名称 : 新規DNA分解酵素

【課題】新規DNA切断酵素蛋白質、及びその遺伝子を提供する。
【解決手段】ピロコッカス属、又はサーモコッカス属に属する細菌由来であり、より詳細には、ピロコッカス・フリオサス、ピロコッカス・アビシ、ピロコッカス・ホリコシイ、又はサーモコッカス・コダカラエンシス由来である。一本鎖DNAの3'末端を認識して分解する酵素で、DNA鎖を試験管内で加工するための道具の一つとなる。DNAの一本鎖と二本鎖の構造上の違いを利用して、任意のDNA鎖を特定の部位で切断する技術開発に利用することができる。また、高温で作用を発揮できるので、基質であるDNA鎖自身の高次構造形成による切断反応抵抗性を回避した状態で用いることができる。J-Store >>国内特許コード P10A015713

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