バイオの故里から

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ファフィア株(アスタキサンチン生成)を形質転換する改良法

2006年12月06日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-523340 出願日 : 1996年12月23日
公表番号 : 特許公表2000-507087 公表日 : 2000年6月13日
出願人 : ギスト ブロカデス ベスローテン ファンノートシャップ 外1名 発明者 : フェルドゥース ヤン コルネリス 外1名

発明の名称 : ファフィア株を形質転換する改良法、そのようにして得られた形質転換したファフィア株及び前記方法における組換えDNA

本発明は、転写プロモーター及び発現すべき下流配列を作用可能な結合で含む組換えDNAであって、該転写プロモーターが高度に発現したファフィア遺伝子、好ましくは解糖系遺伝子、更に好ましくはグリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼをコードする遺伝子のオープンリーディングフレームの上流に見られる領域を含む、前記組換えDNAを提供する。本発明の組換えDNAは、好ましくは、リボソームタンパク質コード化遺伝子のプロモーターを含み、更に好ましくは、該転写プロモーターが配列番号24~50のいずれか1つに記載されるアミノ酸配列の1つで表されるタンパク質をコード化するオープンリーディングフレームの上流に見られる領域を含む。本発明の態様によれば、ファフィア・ロドザイマのカロテノイド生合成経路に関与する酵素をコードする単離したDNA配列、好ましくは、前記酵素がイソペンテニルピロリン酸イソメラーゼ活性、ゲラニルゲラニルピロリン酸シンターゼ活性、フィトエンシンターゼ活性、フィトエンデサチュラーゼ活性及びリコペンシクラーゼ活性より選ばれた活性をもつ単離したDNA配列、更に好ましくは配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21又は配列番号23で表される配列より選ばれたアミノ酸配列を有する酵素をコードする単離したDNA配列が提供される。実施態様は、ベクター、形質転換したホスト生物、タンパク質及び/又はアスタキサンチンのようなカロテノイドの作成方法、及びファフィアから高度に発現したプロモーターを単離する方法に関する。

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