バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

肝細胞がんはアジア、特に日本に多い

2014年06月11日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 肝臓は生命に欠かすことのできない様々なたんぱく質や糖などを合成したり、不要な物質の代謝や毒物の解毒など、重要な働きをしています。こうした機能を果たすのが肝細胞で、ヒトの肝臓を形作る細胞の中で最も多くを占めており、肝臓には約3000億個あるといわれています。これががん化したものが肝細胞がんです。

 世界的に見ると肝細胞がんは、日本を含む東アジアとサハラ砂漠以南のアフリカに多く、これは肝発がんと密接な関連のあるウィルス肝炎(B型とC型)の流行地とほぼ一致しています。例えば、肝細胞がんの発生率とB型肝炎の抗原陽性率の分布は図のようになっています。がんナビ.,2011/2/14


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