日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.04.26
岡山大学
キネシンは、細胞骨格上を細胞の中心から外側に向かって、あたかも人間のように「二足歩行」しながら細胞内物質輸送を担うモータータンパク質です。これまで、この運動特性は測定されていたものの、仕組みは分かっておらず、さまざまなモデルが提案されてきました。墨准教授は、この問題に決着をつけるべく「設計原理」を明らかにしました。本研究成果は、細胞内に多数存在する細胞骨格系分子モーターの統一的理解に向けた、重要な知見であるといえます。https://research-er.jp/articles/view/57876