バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

成体幹細胞分離フィルター及びその分離方法

2011年04月26日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2009-156381 出願日 : 2009年6月30日
公開番号 : 特許公開2011-10582 公開日 : 2011年1月20日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 小林 明 外3名

【課題】骨髄、末梢血、臍帯血、及び月経血などの成体幹細胞を含む体液中から、付着性の成体幹細胞を選択的に分離、回収するための細胞分離フィルターを提供する。
【解決手段】骨髄、末梢血、臍帯血、及び月経血などの体液から付着性の成体幹細胞を捕捉・回収が可能な細胞分離材を体液流入部と体液流出部を有する容器に充填した時に、細胞分離材の厚み(cm)を濾過面積(cm2)で割った値(cm-1)が0.05以上1.0以下であることを特徴とする細胞分離フィルター、及び該フィルターを使用することにより、赤血球、白血球の混在比率が少なく、再生医療用の細胞ソースとして極めて有効であり、副作用を生じさせにくい細胞の提供が可能となった。また培養用バックを細胞分離フィルターと一体化することにより、目的細胞の採取から増幅まで、閉鎖系での調製が可能になり、安全性の高い治療用細胞の調製が可能となった。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

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