バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生殖細胞の異種間移植による代理親魚生殖技術の確立

2008年09月11日 | 海洋 水産
クロマグロのように大型の魚種の種苗(卵)を確保して成魚を育てる(養殖する)ことは容易ではありません。その解決策としては、小型の魚種を代理親魚として大型魚種の種苗を生産させる技術が考えられます。本研究では、同属であるヤマメからニジマスの個体を産ませることを通じて、大型魚種(クロマグロ)への応用技術へ適用することを検討しました。孵化したばかりのヤマメの稚魚は、免疫系が十分に確立されていないため、異種の始原生殖細胞を移植されても拒絶反応を起こしません。NEDO プレスリリース 2008-09-10

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。