バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPS細胞から卵子・精子の元 始原生殖細胞、京大教授ら作製

2015年07月19日 | 医療 医薬 健康
 ヒトのiPS細胞から卵子と精子の元になる「始原生殖細胞」を効率良く作り出す手法を、京都大の斎藤通紀教授らが確立した。今後、この細胞から卵子や精子が作れるようになれば、不妊や遺伝病の原因解明につながると期待される。
朝日新聞デジタル.,2015年7月17日

がん細胞だけを殺すウイルス

2015年07月19日 | 癌 ガン がん 腫瘍

鹿児島大学が開発
Journal: Journal of translational medicine

鹿児島大学の研究班が臨床試験に向けて準備中の、がん細胞の中でだけ増殖するウイルスを使ったがんの治療法が最近報道されました。この治療法をマウスの実験で試し、効果を確かめた2014年の論文を紹介します。 MEDOLEY.,2015年5月30日

肺腫瘍手術、中国が3Dプリント技術の応用に成功

2015年07月19日 | 医療 医薬 健康

ハルビン医科大学付属第四病院が15日に発表した情報によると、同院の胸部外科主任の崔鍵教授が率いるチームは、全国で初めて3Dプリント技術を使い、複雑な肺腫瘍の手術を実施した。科技日報が伝えた。

患者の劉さん(72)は同院の胸部外科で、肺門に腫瘍ができていると診断された。崔教授によると、腫瘍は肺の末端部に位置し、通常のCTスキャンでは腫瘍と周囲の血管の関係が分かりにくいため、手術がハイリスクで出血量が多くなる。肺の3D模型(樹脂製)を作成すれば、腫瘍の実際の位置および周囲の血管との関係がはっきりし、より正確に手術できるようになる。

同院は7月15日までに、3Dプリント技術によって複雑な肺腫瘍を患った3人の患者を治療した。「人民網日本語版」2015年7月17日

世界初の胎盤造血幹細胞移植手術、中国で成功

2015年07月19日 | 医療 医薬 健康

 軍事医学科学院附属病院(解放軍第307病院)は16日午後、同院の陳虎氏が率いるチームが実施した、世界初の胎盤造血幹細胞および臍帯血幹細胞移植による再生不良性貧血の治療が、術後の16ヶ月に渡る経過観察を経て成功したと発表した。人民日報が伝えた。
 主治医の扈江偉氏によると、2013年、河北省遷安市の農村部に暮らす9歳の女児が、再生不良性貧血によって入院し、治療を受けていた。同院は2014年3月、保護者の同意を得て、生まれたばかりの女児の妹の胎盤から造血幹細胞を取り出し、これに臍帯血幹細胞を加えることで移植手術を行った。女児は回復し退院しており、造血機能が正常に戻り、健康状態も安定している。 Science Portal China.,2015年 7月16日

ロキソプロフェン含有医薬組成物

2015年07月19日 | 医療 医薬 健康
出願人: 興和株式会社
発明者: 薄井 俊樹, 春原 政明, 高宮 雅哉

出願 2013-182739 (2013/09/04) 公開 2013-237710 (2013/11/28)

【要約】【課題】保存安定性が優れた、ロキソプロフェン又はその塩、及びコデイン類等を含有する医薬組成物の提供。【解決手段】リゾチーム又はその塩、及びデキストロメトルファン又はその塩からなる群より選ばれる1種以上と、ロキソプロフェン又はその塩とを実質的に互いに接しないように含有する医薬組成物(但し、レフトーゼ(登録商標)顆粒又はメジコン(登録商標)とロキソニン(登録商標)細粒とを含有する医薬組成物を除く。)。明細書pdf >> かんたん特許検索


ロキソプロフェン含有医薬組成物
出願人: 興和株式会社
発明者: 薄井 俊樹, 春原 政明, 高宮 雅哉

出願 2013-010266 (2013/01/23) 公開 2013-067667 (2013/04/18)

【要約】【課題】保存安定性が優れた、ロキソプロフェン又はその塩、及びコデイン類等を含有する医薬組成物の提供。【解決手段】コデイン類、カルビノキサミン又はその塩、クレマスチン又はその塩、クロルフェニラミン又はその塩、ジフェニルピラリン又はその塩、ブロムヘキシン又はその塩、アンブロキソール又はその塩、リゾチーム又はその塩及びデキストロメトルファン又はその塩からなる群より選ばれる1種以上と、ロキソプロフェン又はその塩とを実質的に互いに接しないように含有する医薬組成物。 明細書pdf >> かんたん特許検索

マイクロRNA―143誘導体を含有する医薬

2015年07月19日 | 創薬 生化学 薬理学

財団法人岐阜県研究開発財団・国立大学法人岐阜大学
【公開番号】特開2011-251912 【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)

【課題】分解酵素(RNase)によって分解を受けにくいマイクロRNA―143のベンゼンーピリジン誘導体と、その医薬用途の提供。
【解決手段】マイクロRNA―143の4箇所のミスマッチ配列のうちアンチセンス鎖の3’末端2個所をマッチさせ、3’末端をベンゼンーピリジン(BP)で修飾して分解酵素(RNase)によって分解を受けにくいマイクロRNA―143。該マイクロRNA―143を含有する消化器癌治療薬。ekouhou 特許公開・明細書