バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

バルサルタンおよびNEP阻害剤を含む医薬組成物

2014年10月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2011-116928 出願日 : 2011年5月25日
公開番号 : 特許公開2011-207898 公開日 : 2011年10月20日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ランディ・リー・ウェブ 外1名
発明の名称 : バルサルタンおよびNEP阻害剤を含む医薬組成物

【課題】異なる作用態様の薬物を組合せ、且つ有害な副作用がほとんどないより有効な組合せ治療薬の提供。
【解決手段】(i)AT-1拮抗剤バルサルタンまたはその薬学的に許容される塩、および(ii)NEP阻害剤またはその薬学的に許容される塩の組合せ、および必要に応じて薬学的に許容される担体を含む医薬組成。NEP阻害剤として、好ましくは、N-(3-カルボキシ-1-オキソプロピル)-(4S)-p-フェニルフェニルメチル)-4-アミノ-2R-メチルブタン酸エチルエステルであって、トリエタノールアミンまたはそのトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩、またはN-(3-カルボキシ-1-オキソプロピル)-(4S)-p-フェニルフェニルメチル)-4-アミノ-2R-メチルブタン酸またはその薬学的に許容される塩等が用いられる。ekouhou 特許公開・明細書

バルサルタン(英: valsartan)とは主に高血圧の治療に使用されるアンジオテンシンII受容体拮抗薬の一つ。1989年に合成され、2000年に日本国内で認可され、ノバルティスからディオバン (Diovan)の商品名で市販されている。


チロシンキナーゼの阻害剤

2014年10月29日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2011-153046 出願日 : 2011年7月11日
公開番号 : 特許公開2011-219495 公開日 : 2011年11月4日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ヴェルナー・ブライテンシュタイン 外3名
発明の名称 : チロシンキナーゼの阻害剤

【課題】プロテインキナーゼ活性の阻害を示す、新規な化合物;その化合物の製造法;その化合物を含む医薬組成物:その化合物または医薬組成物の使用を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は式:



[式中、置換基R1、R2およびR4は本明細書に記載し、説明する意味を有する]
で示される化合物;この化合物の製法;この化合物を含有する医薬組成物;所望によりこの化合物と他種医薬的活性化合物1種またはそれ以上とを配合してあってもよいプロテインキナーゼ活性の阻害に応答する疾患、特に新生物疾患、殊に白血病を治療するための使用;およびそのような疾患の処置方法;を提供する。ekouhou 特許公開・明細書

フォトバクテリウム・ダムセラの蛋白質およびその使用

2014年10月29日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2011-106096 出願日 : 2011年5月11日
公開番号 : 特許公開2011-239780 公開日 : 2011年12月1日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ヌーノ・ミゲル・シモエス・ドス・サントス 外3名
発明の名称 : フォトバクテリウム・ダムセラの蛋白質およびその使用

【課題】安価で、製造が容易で、再現性の良いフォトバクテリウム感染に対して有効なワクチンを創り出す。
【解決手段】フォトバクテリウム・ダムセラ(Photobacterium damselae)亜種ピシシダ(piscicida)の55kDa細胞外蛋白質の誘導体は、フォトバクテリウム感染に対するワクチンの基盤であり、それによってパスツレラ症から魚を防御する。ウサギ免疫グロブリンが硬骨魚類の補体カスケードを活性化できないと考えられるとき、この防御効果は明白である。ekouhou 特許公開・明細書


出願番号 : 特許出願2011-105283 出願日 : 2011年5月10日
公開番号 : 特許公開2011-207888 公開日 : 2011年10月20日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : アンドリユー・カートナー・バーンズ
発明の名称 : ワクチン

【課題】細菌、とりわけ微生物Photobacterium damselae subsp.piscicidaによる感染に対して、魚類を予防および/または治療処理するワクチン組成物の提供。
【解決手段】特定量の鉄を含む培地で細菌細胞を培養した、Photobacterium damselaeの培養物物由来の生物材料を含むワクチン組成物。培養物を、該成分が生産された後に好ましくはホルマリンで処理することによって、使用前に該微生物を殺菌するために処理する。宿主細胞への侵入に関与し、かつ過剰の鉄を含む培地中で培養物を増殖させたときに多量に生成する該成分中の2成分は、魚類に注入したときに、魚類細胞内への微生物の侵入を防止する抗体の生成を誘発する。これらの抗体は、微生物による感染から魚類を保護する。ekouhou 特許公開・明細書

高濃度抗体及びタンパク質製剤

2014年10月29日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2011-159503 出願日 : 2011年7月21日
公開番号 : 特許公開2011-246484 公開日 : 2011年12月8日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 外1名 発明者 : リュー,ジュン 外1名

【課題】安定して粘度が減少しており、相対的に等張であり、低混濁度である高濃縮抗体及びタンパク質製剤の提供。
【解決手段】100~260mg/ml量の高濃縮抗体又はタンパク質に50~200mM量のアルギニン-HCl、10~100mM量のヒスチジン及び0.01~0.1%量のポリソルベートを含んでなり、pH5.5~7.0の範囲内で、約50cs又はそれ未満の運動学的粘度を持ち、200mOsm/kg~450mOsm/kg範囲の浸透圧である液体製剤。この製剤は特に皮下投与に適している。ekouhou 特許公開・明細書

アンギオテンシン受容体遮断剤とNEP阻害剤との医薬組成物

2014年10月29日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2011-177091 出願日 : 2011年8月12日
公開番号 : 特許公開2011-252013 公開日 : 2011年12月15日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : フェン・リリー 外8名
発明の名称 : アンギオテンシン受容体遮断剤とNEP阻害剤との医薬組成物

【課題】高血圧性血管疾患に対する新規の薬剤を提供すること。
【解決手段】新規のアンギオテンシン受容体遮断剤と中性エンドペプチダーゼ阻害剤との二作用性化合物及び組合せ剤が提供される。より詳細には、(a)アンギオテンシン受容体拮抗剤;(b)中性エンドペプチダーゼ阻害剤(NEPi);及び要すれば(c)薬学的に許容されるカチオンを含む、二作用性化合物、たとえば超分子複合体が提供される。アンギオテンシン受容体拮抗剤とNEPiとの特定的な組合せ剤、結合プロドラッグ又は化合物は、高血圧の処置に使用される。ekouhou 特許公開・明細書


虚血後腎不全の予防および処置並びに虚血腎臓の保護のためのAT1-レセプターアンタゴニスト

2014年10月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2011-176948 出願日 : 2011年8月12日
公開番号 : 特許公開2011-256195 公開日 : 2011年12月22日
出願人 : ノバルティス アーゲー 発明者 : ウルリッヒ・フムケ
発明の名称 : 虚血後腎不全の予防および処置並びに虚血腎臓の保護のためのAT1-レセプターアンタゴニスト

【課題】(急性および慢性)虚血後腎不全の処置および虚血腎臓の保護のための特異的なAT1-レセプターアンタゴニストを提供する.
【解決手段】下記式



の(S)-N-(1-カルボキシ-2-メチルプロパ-1-イル)-N-ペンタノイル-N-[2'(1H-テトラゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル-メチル]アミン(バルサルタン)、またはその塩またはその塩、特に薬学的に許容されるその塩は、(急性および慢性)虚血後腎不全の処置および虚血腎臓の保護のために使用できる。特許資料>>astamuse



眼の光力学的治療による視力改善用組成物

2014年10月29日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2012-23024 出願日 : 2012年2月6日
公開番号 : 特許公開2012-92145 公開日 : 2012年5月17日
出願人 : キュー エル ティー インク. 外1名 発明者 : ストロング、エイチ.、アンドリュー 外3名
発明の名称 : 眼の光力学的治療による視力改善用組成物

【課題】眼における、不所望の血管新生とりわけ年齢関連性斑状変性などによる不所望の血管新生によって特徴付けられる状態の患者の視力改善のための反復可能な光力学的療法(ホトダイナミックセラピー:photodynamictherapy)に使用する組成物を提供すること。
【解決手段】ホトダイナミックセラピーの条件設定の指標として視力測定を行い、それにより設定された条件下で光活性化合物としてグリーンポルフィリン、ヘマトポルフィリン誘導体、クロリン、フロリン又はプルプリンを用いる。ekouhou 特許公開・明細書


出願番号 : 特許出願2006-64119 出願日 : 2006年3月9日
公開番号 : 特許公開2006-273853 公開日 : 2006年10月12日
出願人 : キュー エル ティー インク. 外1名 発明者 : ストロング、エイチ.、アンドリュー 外3名
発明の名称 : 眼の光力学的治療による視力改善用組成物

【課題】眼における、不所望の血管新生とりわけ年齢関連性斑状変性などによる不所望の血管新生によって特徴付けられる状態の患者の視力改善のための反復可能な光力学的療法(ホトダイナミックセラピー:photodynamictherapy)に使用する組成物を提供すること。
【解決手段】ホトダイナミックセラピーの条件設定の指標として視力測定を行い、それにより設定された条件下で光活性化合物としてグリーンポルフィリン、ヘマトポルフィリン誘導体、クロリン、フロリン又はプルプリンを用いる。特許資料>>astamuse


遺伝子(DNA)およびその発現量(RNA)を肉眼により超高感度で検出・定量できる新手法の開発

2014年10月29日 | 医療 医薬 健康
2014年10月29日の記事 >筑波大学 プレスリリース
プレスリリース 掲載日:2014-10-29

遺伝子(DNA)およびその発現量(RNA)を肉眼により超高感度で検出・定量できる新手法の開発
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関連研究者:大石基
筑波大学・数理物質科学研究科(系)・講師 - 2012年度(平成24年度)

研究成果のポイント
生物の設計図である遺伝子(DNA)およびその発現量(mRNA)を肉眼で超高感度に検出・定量する手法を開発しました。
酵素を用いる従来法とは異なり、新手法では金ナノ粒子表面でDNAどうしを化学反応によって連結させる「クリック・ケミカルライゲーション連鎖反応」により、酵素を用いずに標的DNA(RNA)を増幅できることが明らかとなりました。 新手法では標的遺伝子の1塩基変異を区別することが可能です。
癌などの疾病およびウイルスの感染に対する診断への広い応用が期待できます。
日本の研究 2014年10月29日

キーワード 金ナノ粒子 可視化 送達 siRNA ナノデバイス

エボラ出血熱ワクチンの開発進む

2014年10月29日 | 医療 医薬 健康
Johnson & Johnson (J&J) は10月22日、エボラ出血熱のワクチンの効果や安全性を確認するための 臨床試験を2015年1月から始めると発表した。

人体への安全性と効果を確認できれば、欧州拠点で量産を始める。

J&Jはワクチンの開発と量産体制を確立するために最大で2億ドルを投じる。

National Institutes of Health (NIH) と協力して行うワクチン投与計画では、子会社のJanssen Pharmaceutical Companiesの部門である Crucell Holland B.V.のワクチンAdVac®と、デンマークに拠点を置くバイオ企業のBavarian NordicのワクチンMVA-BN®を組み合わせる。 化学業界の話題 2014年10月29日

緑茶のカテキンでインフル予防 大阪大のチームがマスク開発

2014年10月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

 緑茶の主要成分であるカテキンを使い、インフルエンザやRSウイルスなどの感染を防ぐマスクを大阪大産業科学研究所の開発邦宏特任准教授らのチームが開発し、28日発表した。

 同准教授によると、カテキンにはもともと抗ウイルスや抗菌の作用があるが、今回は酵素のリパーゼを使って化学安定性を高め、さらに抗ウイルス性が高いカテキン誘導体を生成した。

 マスクはカテキン誘導体の濃縮液に浸したフィルターを使用し、ウイルス粒子の膜を破壊する仕組み。口や鼻から体内に侵入する前に、マスクに付着したウイルスや細菌を壊す。インフルエンザでは99・9%以上の封じ込めに成功したとしている。中日新聞(Web版)2014年10月28日