バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

DNA重合プロセスにより生成される全ゲノムおよび全トランスクリプトームライブラリーの増幅および分析

2014年10月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願人: ルビコン ゲノミクス, インコーポレイテッド

出願 2006-509236 (2004/03/08) 公開 2006-519621 (2006/08/31)

発明者: カンベロブ, エマニュエル, サン, トン, ブリューニング, エリック, ピンター, ジョン, スレプトソバ, イリナ, クリハラ, タカオ, マカロブ, ブラディミイル エル.

【要約】本発明は、全ゲノムまたは全トランスクリプトームの増幅のための、種々の方法および組成物に関する。本発明の特定の実施形態において、ゲノムライブラリを増幅する方法が存在し、この方法は、ゲノムライブラリー作製工程後に、ライブラリー増幅工程を包含する。特定の実施形態において、そのライブラリー生成工程は、特定のプライマー混合物およびDNAポリメラーゼを利用する。ここで、その特定のプライマー混合物は、自己に対するハイブリダイゼーション、およびその混合物中の他のプライマーに対するハイブリダイゼーションを行う能力が取り除かれるが、効率的かつ頻繁に核酸テンプレートをプライミングするように設計されている。 明細書pdf >> かんたん特許検索





核酸配列の増幅のための組成物

2014年10月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2005-510007 出願日 : 2003年12月19日
公表番号 : 特許公表2006-512094 公表日 : 2006年4月13日
出願人 : キアゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 発明者 : ラースケン ロジャー エス 外6名

発明の名称 : 核酸増幅

目的の核酸配列の増幅のための組成物および方法が開示される。本方法はプライマーによる核酸配列の鎖置換複製を基礎とする。本開示の方法は、ゲノム核酸試料および他の高度に複雑な核酸試料を増幅するために有用な、複数置換増幅(MDA)の一形式である。本開示の方法は、1または限られた数のプライマーだけを用いてそのような高度に複雑な核酸試料を増幅するのに用いることができる。1または少数のプライマーが、全ゲノムおよび他の高度な配列複雑性を有する核酸試料を効果的に増幅することができることが見出されている。そのプライマーは、プライマー中に発現されるプライマー配列の限られた量にもかかわらず、高度に複雑な核酸試料中に存在する幅広い範囲の配列のプライマーとなりおよび効率的に増幅することができるように特別に選択または設計されている。等温増幅手順における高分子量アーティファクトの生成は、反応をより高い温度にて、および随意的に、一種類以上の添加剤の存在下で実施することによって、なお目的のインプットDNAの増幅を可能にする一方で相当に低減または消失させることができることが見出されている。増幅反応は、閾量のまたはそれを上回る量の核酸について、および/または、閾濃度のまたはそれを下回る濃度の核酸について実施するならば、低い増幅偏りといった高品質の増幅産物を生じることができることもまた見出されている。明細書pdf >> かんたん特許検索


核酸増幅

出願人: キアゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
発明者: ラースケン ロジャー エス, エグホーム マイケル, アルスマディ オサマ エイ, ボーナース キャロル, ウィスニウスキー ミケーレ, ホソノ セイユ, ラグナサン アルムガム

出願 2010-042086 (2010/02/26) 公開 2010-158250 (2010/07/22)

【要約】【課題】目的の核酸配列の増幅のための組成物および方法を提供する。【解決手段】標的配列を含む核酸を高温にて、鎖置換活性を有する熱不安定性核酸ポリメラーゼ、添加剤、および一組のプライマーの存在下で、核酸の複製を促進する条件下でインキュベートすることを含み、核酸の複製が、複製された鎖を結果として生じ、複製中に、複製された核酸鎖のうち少なくとも1つが、別の複製された鎖の鎖置換複製によって置換され、標的配列からの複製された鎖の形成が、非標的配列からの複製された鎖の形成よりも有利であることを特徴とする方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索





肝実質細胞増殖因子(HGF)またはHGFレセプターのアゴニストからなる抗ウイルス剤

2014年10月01日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
抗ウイルス剤

出願人: 田辺三菱製薬株式会社
発明者: 石井 健久, 伊丹 清馬

出願 JP2006303937 (2006/03/02) 公開 WO2006093211 (2006/09/08)

【要約】肝実質細胞増殖因子(HGF)またはHGFレセプターのアゴニストからなる抗ウイルス剤及びこれらと他の抗ウイルス剤を同時に、または、別々に使用するC型肝炎ウイルスに起因する疾患の予防及び/又は治療剤。 明細書pdf >> かんたん特許検索



悪性脳腫瘍に対する高力価レトロウイルスベクターを用いた遺伝子治療法

2014年10月01日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 悪性グリオーマは、集学的治療をもってしても平均余命12-15ヵ月の難治性脳腫瘍である。この腫瘍に対する遺伝子治療法を開発するためには、遺伝子導入効率の向上が必要である。レトロウイルスベクターの産生を促進する技術を開発したことで、マウスグリオーマモデルを完治せしめた。また、多くの腫瘍において自殺遺伝子を発現し、正常細胞で発現しないベクターを構築するために腫瘍特異的プロモーターを同定し、その有用性を証明した。さらに、培養法を工夫することでウイルス力価の向上や産生規模の拡大を可能にした。これらの成果により悪性脳腫瘍に対する遺伝子治療の臨床試験の実施が期待出来る。J-Store >> Technical Eye

ヒト血清中においても分解されにくい天然型RNA

2014年10月01日 | 医薬工学 製剤 DDS
 RNA医薬品のリボヌクレアーゼ耐性化は効能持続性および薬剤送達(DDS)の観点から非常に重要である。ヒトへの使用の際に副作用の懸念のある人工RNAを使用せず、天然型RNAのみを用いてリボヌクレアーゼ耐性のあるRNA医薬品を設計することができれば、RNA医薬品開発のブレークスルーとなることが期待される。 J-Store >> Technical Eye


がんを効率的に標的する技術を開発 副作用も抑える新たなドラッグデリバリーシステム

2014年10月01日 | 癌 ガン がん 腫瘍
岡山大学

  代表的ながん治療薬パクリタキセルは、種々のがん治療で、標準薬として広く使用されていますが、難溶性であり、水への溶解度も低いため製剤化が難しく、用いる溶剤に起因した種々の副作用が知られています。また、近年ドラッグデリバリーシステム(DDS)3)で、広く使用されているリポソームへの封入も、同様の理由から実用化に至っていません。水溶性を高めたパクリタキセル誘導体を効率よくリポソームに封入し、がん細胞を特異的に認識する抗体を結合させる本技術は、がん治療薬の副作用を抑制しつつ、がん細胞への集積効果を高めることのできる新たな DDS です。さらに、高い制がん効果が動物モデルで確認できたことから、臨床での応用が進めば、これまで抗がん剤の効果が不十分だったがん患者でも、治療効果の増強が大いに期待されます。日本の研究.com.,2014-09-30


緑茶による認知症の症状軽減効果を検討した研究が国際科学誌に掲載

2014年10月01日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

 老人ホームとの協力により実施した、緑茶摂取による認知症の症状軽減効果を検討した臨床試験の結果が、2014年9月29日、スイスに本拠地を置く国際科学誌電子版「Nutrients」に掲載されました。
この研究は、静岡県立大学 薬食生命科学総合学府 薬学研究院(医薬品情報解析学講座)が企画し、白十字ホーム、伊藤園中央研究所との共同研究により行われました(筆頭著者:大学院博士課程2年 井出和希)。静岡県立大学 プレスリリース 2014年10月1日