バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ドーパミンがスパインの形態の可塑性に対して作用する狭い時間枠

2014年10月22日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛




柳下 祥・河西春郎
(東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター構造生理学部門)

1.スパインの頭部の増大を増強するドーパミンの時間枠
2.ドーパミンによるスパインの頭部の増大にはCa2+/カルモジュリン依存性キナーゼIIの脱抑制がかかわる
3.時間枠は細い形状の樹状突起におけるcAMPの産生と分解の制御により形成される
First Author's.,2014年10月20日

miRNAによる翻訳開始因子複合体の形成の阻害

2014年10月22日 | 医療 医薬 健康




深谷雄志・岩川弘宙・泊 幸秀
(東京大学分子細胞生物学研究所 RNA機能研究分野)
 
 miRNAはゲノムにコードされた約22塩基の小分子RNAであり,配列に相補性をもつ標的mRNAからの翻訳を抑制する.miRNAは単独で機能を発揮するわけではなく,RISCとよばれるRNA-タンパク質複合体を形成することによりはじめてその機能を発揮する.First Author's 2014年10月20日

富士フイルムのエボラ未承認薬、ノロウィルスにも有効か=英大学

2014年10月22日 | 医療 医薬 健康
 エボラ出血熱への効果が期待される富士フイルム<4901.T>のインフルエンザ治療薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」について、英ケンブリッジ大学の研究チームは21日、ノロウィルスに対しても効果を発揮する可能性があるとの見解を示した。

研究はなお初期段階にあるが、マウス実験でノロウィルス感染を低減、または除染する効果が確認された。

アビガンの投与で、ノロウィルスが「致死突然変異誘発」と呼ばれる自滅プロセスに至り、事実上、死滅するとしている。ロイター2014年10月22日

センダンエキスの製造方法

2014年10月22日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

出願番号 : 特許出願2010-252282 出願日 : 2010年10月25日
公開番号 : 特許公開2012-92081 公開日 : 2012年5月17日
出願人 : 八藤 眞 外2名 発明者 : 八藤 眞
発明の名称 :

【課題】含まれている水溶性・非水溶性の有効成分を余すことなく抽出でき、従来の薬としては勿論のことインフルエンザの予防・治療効果も充分期待できるセンダンエキスの製造方法の提供。
【解決手段】細断した原料センダン10に酸12及びアルカリ14を加えて繊維細胞を破壊するとともに中和し、次にミネラル16を添加したのち加熱殺菌し、次いで加熱殺菌した原料センダンに麹菌、酵母、クエン酸菌、乳酸菌、酢酸菌と繊維分解酵素26を加えて35℃~40℃に保持することにより醗酵させる。得られた発酵センダン28にクエン酸、乳酸、酢酸、酒石酸、リンゴ酸から選択されるカルボキシル基を有する有機酸30を加えて35℃~40℃に保持して醗酵熟成させ、さらに得られた醗酵熟成液を殺菌濾過して抽出する。astamuse特許資料>> 2012-9208

頭痛・生理痛薬「ケロリン」に錠剤タイプ

2014年10月22日 | 医薬工学 製剤 DDS
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内外薬品の「ケロリンA錠」
内外薬品の「ケロリンA錠」

内外薬品(富山市)は、銭湯の風呂おけを広告媒体にしていることで知られる頭痛・生理痛薬「ケロリン」の錠剤薬を、全国の薬局・薬店で売り出した。こな薬のケロリンの主成分をすべて配合した姉妹品の発売は、1925年の誕生以来初めて。胃の粘膜を保護する成分を新たに加え、胃の負担を軽くした。36錠入りの希望小売価格は、税込み1188円。朝日新聞(Web版)apital., 2014年10月21日

発酵ヨモギのむくみ改善効果を発表

2014年10月22日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
日本栄養・食糧学会第53回近畿支部大会(10月25日)
ヤヱガキ醗酵技研株式会社のプレスリリース

ヤヱガキ醗酵技研株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:長谷川雄三)は、発酵ヨモギが女子大学生の体組成とむくみに及ぼす影響について検証しました。この研究成果を日本栄養・食糧学会第53回近畿支部大会(10月25日)において発表します。
発酵ヨモギは、国産ヨモギを原料とし、麹と酵素で発酵させた機能性素材です。これまでヤヱガキ醗酵技研では、発酵ヨモギの抗酸化作用、抗アレルギー作用、脂肪蓄積抑制作用等を発表してきました。プレスリリース 2014年 10月 20日

ヒトにおける基底状態の多能性幹細胞への扉を開く

2014年10月22日 | 細胞と再生医療
高島康弘・Austin Smith

ヒトにおける既存の多能性幹細胞はプライム型であり,マウスにおいてES細胞を維持するために重要とされる転写因子を発現しておらず,ナイーブ型の転写因子ネットワークは形成していない.この研究では,マウスにおいてナイーブ型の転写因子ネットワークの形成に重要とされる転写因子NANOGおよびKLF2を一過性に発現させることにより,既存のヒトの多能性幹細胞はナイーブ型の転写因子ネットワークを形成しリセットされることが明らかにされた.2014年10月21日
http://first.lifesciencedb.jp/archives/9362


ファンケルが予防医療を事業化 遺伝子検査を利用、サプリや食事指導

2014年10月22日 | NEWSクリッピング

 ファンケルヘルスサイエンスは21日、遺伝子検査を利用した予防医療事業を始めると発表した。個人によって違う遺伝的体質を踏まえ、将来の生活習慣病の予防に最適なサプリメントを提案。食事や運動の仕方を助言するサービスも合わせて11月1日から通信販売と一部直営店で展開し、2017年度に数十億円の売り上げを目指す。産経 SankeiBiz.,2014.10.21

ファンケルヘルスサイエンス 11月から中高年層向け新予防医療事業を開始
神奈川新聞 2014.10.22