バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

肥満と乳がんの関連性

2014年10月12日 | 癌 ガン がん 腫瘍

肥満と乳がんの関連性を日本人での大規模な前向きコホート研究のプール解析で確認
閉経前・後ともに肥満は乳がんのリスクに

閉経前においては欧米人女性と異なる可能性を示唆

独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都中央区、略称:国がん)は、これまで日本人を対象とした研究では明らかになっていなかった、肥満と閉経状況別の乳がんの関連性について、日本人を対象とした大規模な前向きコホート研究*をあわせたプール解析**により初めて確認しました。本研究は、がん研究開発費の助成による「科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究」(主任研究者:がん予防・検診研究センター 予防研究部長 笹月静)の成果で、欧州のがん専門誌「Annals of Oncology外部サイトへのリンク」において発表されました。独立行政法人国立がん研究センター 2014年10月7日

滲出性加齢黄斑変性における治療法・治療結果の向上を目指して

2014年10月12日 | 加齢 老化制御

ドイツ・ベルリンにて2011年11月に開催された国際専門家サミットに関するレポート
Angiogenesis
滲出性AMDの明確な治療基準は確立されておらず、未だ新分野としての認識が主流となっている。現在
のようなパラダイムシフトにおいて、さまざまなアプローチの開発は奨励されるべきである。しかし同時に、最終的な利益が患者、網膜専門医、そして保険関係者にも及ぶよう、この分野における治療指針は統一されなければならない。
https://www.angio.org/wp-content/uploads/2013/10/japanese-whitepaper.pdf


新規な受容体蛋白質及びそれを用いた炎症性疾患の検査方法

2014年10月12日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP99/04801 国際出願日 : 1999年9月3日
国際公開番号 : WO00/14229 国際公開日 : 2000年3月16日
出願人 : 旭化成株式会社 発明者 : 高橋 恒夫 外4名

本発明は、未成熟樹状細胞より見出された新規な7回膜貫通型受容体蛋白質及びそれをコードするDNAを開示する。更に、本発明は、上記のDNAを複製可能な発現ベクターに組込んでなる複製可能な組換え体DNA;上記の複製可能な組換え体DNAで形質転換された微生物又は培養細胞;上記の形質転換体の細胞表面に製造された7回膜貫通型受容体蛋白質;上記の7回膜貫通型受容体蛋白質に対するリガンドやそのリガンドと7回膜貫通型受容体蛋白質との結合を阻害する物質のスクリーニング方法;並びに上記7回膜貫通型受容体蛋白質と結合しうる抗体を開示する。更に、本発明は、ヒト白血球に発現されている7回膜貫通型受容体蛋白質の発現量を測定することを包含するリウマチ等の炎症性疾患の診断方法を開示する。