肥満と乳がんの関連性を日本人での大規模な前向きコホート研究のプール解析で確認
閉経前・後ともに肥満は乳がんのリスクに
閉経前においては欧米人女性と異なる可能性を示唆
独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都中央区、略称:国がん)は、これまで日本人を対象とした研究では明らかになっていなかった、肥満と閉経状況別の乳がんの関連性について、日本人を対象とした大規模な前向きコホート研究*をあわせたプール解析**により初めて確認しました。本研究は、がん研究開発費の助成による「科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究」(主任研究者:がん予防・検診研究センター 予防研究部長 笹月静)の成果で、欧州のがん専門誌「Annals of Oncology外部サイトへのリンク」において発表されました。独立行政法人国立がん研究センター 2014年10月7日