バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「耐性」に効く新エイズ薬満屋教授ら日米チーム開発

2006年08月16日 | 医療 医薬 健康
既存の薬が効かない多剤耐性エイズウイルス(HIV)にも高い効果を示す抗HIV薬を、熊本大の満屋裕明教授や米パデュー大(インディアナ州)のアラン・ゴーシュ教授ら日米共同チームが開発し、十四日までに米食品医薬品局(FDA)が治療薬として承認した。Web埼玉2006-08-14
RIIBS Japan 技術情報DB


高活性,低価格の完全ヒト抗体作製を進めるイーベック

2006年08月16日 | 医療 医薬 健康
抗サイトカイン抗体など,6種類の抗体作製に着手
ヒトBリンパ球から完全ヒト抗体を作製する技術を持つイーベック(北海道大学発ベンチャー)は,6種類の新規抗体作製に着手していることを明らかにした。作製を進めているのは,腫瘍壊死因子α(TNF-α),インターロイキン6(IL-6),マクロファージ遊走阻止因子(MIF),オステオポンチン(OPN),インターフェロンγ(IFN-γ),免疫グロブリンE(IgE)に対する抗体。これらの生体分子は,がんや免疫関連疾患などへの関与が指摘されており,その抗体はアンタゴニスト(拮抗薬/受容体との結合を阻害し,その作用を抑制する)としての応用が期待されている。
詳細>>http://venturewatch.jp/nedo/20060125.html

「いくつになっても勉強」 学習用神経細胞は生き残る

2006年08月16日 | 医療 医薬 健康
「人生いくつになっても勉強」――そんな格言の正しさを示すような動物実験の結果を、米ソーク研究所グループが14日、英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。大人になっても神経細胞は新たに生まれ、学習や記憶に使われた神経細胞だけが生き残って神経回路に組み込まれる可能性が高いらしいという。 朝日新聞2006年08月14日

幹細胞増殖インヒビターおよびその使用

2006年08月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-147081 出願日 : 2004年5月17日
公開番号 : 特許公開2004-256553 公開日 : 2004年9月16日
出願人 : プロ-ニューロン, インコーポレイテッド 発明者 : ブラディミール コズロフ 外2名

発明の名称 : 幹細胞増殖インヒビターおよびその使用

【課題】
異常な幹細胞周期を制御し、化学療法後の末梢血細胞の回復を早めるための幹細胞阻害因子の単離および使用のための方法を提供すること。さらに、自己免疫疾患、加齢、ガン、脊髄形成異常、前白血病、白血病、乾癬、または過剰増殖状態を含む他の疾患を有するヒトまたは動物の治療において、幹細胞の細胞周期を調節するための幹細胞増殖インヒビターの使用を提供すること。
【解決手段】
幹細胞増殖を阻害する方法であって、造血細胞と幹細胞増殖阻害量の幹細胞増殖インヒビター(INPROL)とを接触させる工程を含む、方法。幹細胞増殖を阻害する方法であって、造血細胞とオピエートレセプターに結合し得る化合物とを接触させる工程を含む、方法。

CathepsinHタンパク質由来のCD8+細胞傷害性Tリンパ球mHAエピトープペプチド

2006年08月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-325328 出願日 : 2004年11月9日
公開番号 : 特許公開2006-129832 公開日 : 2006年5月25日
出願人 : 愛知県 発明者 : 赤塚 美樹 外3名

発明の名称 : CathepsinHタンパク質由来のCD8+細胞傷害性Tリンパ球mHAエピトープペプチド及びその用途

【課題】 同種造血細胞移植後に残存又は再発した造血器腫瘍あるいは固形腫瘍を治療するか、又は同種造血細胞移植後の造血器腫瘍あるいは固形腫瘍の再発を予防するのに有用なCD8+細胞傷害性Tリンパ球エピトープペプチドの提供。
【解決手段】 Cathepsin Hタンパク質の部分ペプチドであって、かつ、ヒト主要組織適合性抗原(HLA)と結合してCD8+細胞傷害性Tリンパ球によって認識され得るマイナー組織適合性抗原(mHA)エピトープペプチド。

各種新規タイプのワクチン開発で、がん治療に新たな希望

2006年08月16日 | 医療 医薬 健康
がんナビ通信 2006.8.08

出願番号 : 特許出願2003-271646 出願日 : 2003年7月7日
公開番号 : 特許公開2004-35562 公開日 : 2004年2月5日
出願人 : ジェニトープ コーポレーション 発明者 : デニー,ダン,ダブリュ.,ジュニア.

発明の名称 : リンパ腫および白血病を治療するためのワクチン

【課題】
 本発明は、B細胞悪性疾患(例えば、リンパ腫および白血病)治療用の多価ワクチンを提供する。
【解決手段】
 単一の患者のB細胞リンパ腫細胞由来の免疫グロブリン分子の少なくとも2つの組換え可変領域を含有する多価ワクチンであって、前記細胞が少なくとも2つの異なる免疫グロブリン分子を発現するものであり、前記免疫グロブリン分子が少なくとも1つのイディオトープによって異なるものである、上記の多価ワクチン。

出願番号 : 特許出願平10-171466 出願日 : 1998年6月18日
公開番号 : 特許公開2000-7572 公開日 : 2000年1月11日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 浅野 茂隆 外2名

発明の名称 : 白血病癌ワクチン及びその製造法

【課題】 白血病癌ワクチンおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 急性骨髄性白血病、及び骨髄異形成症候群の患者の末梢血、もしくは骨髄液由来の白血病細胞を培養により分化させて得られる樹状細胞を有効成分として白血病に対する癌ワクチンとした。本ワクチンは、白血病の治療に有効である。

15年冷凍保存マウスから子供を作出

2006年08月16日 | 医療 医薬 健康
- 精子の新たな保存法開発へ -

 マウスなどの動物が、「モデル動物」としてがんをはじめとする病態の解明や医薬品開発に役立っています。とくにマウスは、研究に用いられて100年の歴史を持つことや、ヒトの遺伝子と99%も似ている遺伝子を持つなどの特徴をもっていることから、さらに重要な動物になってきています。 理化学研究所 Newsリリース2006-08-15

二本鎖DNAをエンド型活性によって加水分解する新規なヌ微生物クレアーゼ

2006年08月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-2921 出願日 : 2005年1月7日
公開番号 : 特許公開2006-187262 公開日 : 2006年7月20日
出願人 : 株式会社ニチロ 発明者 : 近松 豪 外2名

発明の名称 : 新規酵素、その製造法及びそれを用いた分子量調整二本鎖DNAの製造法

【課題】 安全性が認知され、酵素の大量生産が可能な微生物に由来する、二本鎖DNAをエンド型活性によって加水分解する新規なヌクレアーゼ、その製造方法及びこのヌクレアーゼを用いた二本鎖DNA調製物の製造法を提供すること。
【解決手段】 Aspergillus melleusの生産するヌクレアーゼを単離精製し、原料DNAに作用させて所望の機能を発揮するのに好適な分子量分布で二本鎖DNAを含む二本鎖DNA調製物を得る。
【選択図】 なし

代謝経路の生成または改変を可能とする進化した微生物の生産方法

2006年08月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-502150 出願日 : 2004年2月17日
公表番号 : 特許公表2006-517796 公表日 : 2006年8月3日
出願人 : メタボリック エクスプローラー(フランス国)
発明者 : シャトー マイケル 外4名

発明の名称 : 代謝経路の生成または改変を可能とする進化した微生物の生産方法

本発明は、代謝経路の改変を可能とする進化した微生物を調製するための新規方法に関し、該方法は以下の工程を含むことを特徴とする:a)代謝物の産生または消費を阻害するなどの目的で、最初の微生物細胞を遺伝学的に改変することによって改変微生物を製造する工程であって、このとき微生物の成長能力に関しても影響を及ぼす規定培地内で微生物が培養される工程、b)該細胞において進化を誘導するために該規定培地中で上記のように得られた改変微生物を培養する工程であって、このとき該進化を可能とするために該規定培地に補基質を添加する必要があってもよい工程、c)任意に補基質と共に規定培地中で生育することが可能な改変微生物の細胞を選択する工程。本発明はまた、このようにして得られた進化微生物の株、該方法によって得られうる進化タンパク質をコードする進化遺伝子、および生体変換法における該進化微生物、遺伝子、またはタンパク質の使用にも関する。

CoQ10の微生物による生成

2006年08月16日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2006-501840 出願日 : 2004年2月13日
公表番号 : 特許公表2006-517794 公表日 : 2006年8月3日
出願人 : デーエスエム アイピー アセッツ ベー. ヴェー.
発明者 : ハウムベリン,マークス 外3名

発明の名称 : CoQ10の微生物による生成

本発明は、補酵素Q-10の合成に関与する酵素、すなわち、デカプレニル二リン酸(DPP)合成酵素および4-ヒドロキシ安息香酸ポリプレニルトランスフェラーゼ、前記酵素をコードする単離DNA、および補酵素Q-10の微生物生成法に関する。