私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

無孔塘鱧(タメトモハゼ?)稚魚が採れとるがの巻    台湾釣(ガサ)行記⑫

2017-01-05 12:07:50 | 台湾の魚たち
 2016年12月23日 金曜日

タメトモハゼの稚魚である。


この日最後の川の左岸。
しつこく緩やかな流れの泥地でねばった友の成果じゃね。

このタメトモハゼとホシマダラハゼはとっても大きくなる。
両手であまるほどの大きさになる。
どちらも沖縄の川で「ボラのように泳いどるのを釣っとったり」しているのである。
うらやましいなあ。
特にタメトモハゼはとっても美しいのでいろんなのを検索してみてね。

ちなみにタメトモハゼの学名は
日本では Ophieleotris sp.A
台湾では Ophieleotris aporos  になっとるので違うのかもしれんぞ。
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ホンヤドカリ類   ガサ初め・釣り初め      釣査49種目

2017-01-05 09:14:37 | 昆虫以外の節足動物
 2017年1月4日 水曜日

台湾釣(ガサ)行記もなかなか進まん。
とりあえず「タンマ」して本年初のガサ・釣りに出かけた。
小さな島の小さな漁港の小さな干潟で初めて竿を出すことにする。


ここは、以前ガサをして、友がいとも簡単にシロチチブを採集した場所である。(ぐやじい~!と心で叫ぶ)
アマモ場もあり、ニクハゼなんかもいたりしたのである。
新年を迎えるにふさわしいのである。
潮が引いてるうちに、まずガサ。


アカオビシマハゼである。
以前と比べ、隠れ家になる転石が極端に減っとる。タマリも埋まっとる。
小さなイソスジエビ類やイソガニ類以外まったく採れんどお!
このまま書き初めならぬガサ初めを終わるわけにはいかぬ! 
と意地になって手に入れた魚たちなのである。
ちなみにシロチチブと同じ属である。
採集した瞬間はよく似とる。
採れるたびにちょっとばかり「おおっ~!」とぬか喜びをさせられるのであった。

こうなりゃ釣りで挽回じゃ!
ポイント選びのために漁港の波止を見て回る。
「チャガラじゃあ! いっぱいおるどお~!」


そそくさと竿を出す。
エサはイソゴカイ。
まったく見向きもせんわ。フワフワと優雅に泳いどるがな。
メバルやクロソイらしき魚も見える。
「エサがいけん! エビ採っときゃよかったわあ!」
と、バケツをのぞき込む。
なんと1尾だけちっこいエビがおるがな。おおっ~神様あ~!
もう嬉しいの嬉しくないの・・・・・・
「どっちなんな?」
「あっ、嬉しいんです。」
チャガラはもともと藻場を好み、小さな甲殻類を食べとるはず・・・・・・。
相棒にうんちくをたれた後、投入。

・・・・・・まったく見向きをせんがな。
たまに好奇心の強いヤツが近づくんも小さいシモリへじゃ。
「からこうとるんかい!」
もう、悲しいの悲しくないの・・・・・・
「どっちなんな?」
「・・・・・・・・・・・・」

相棒あきらめる。
「移動するわ。ええとこあったら帰ってこんけ。」
帰ってこんがな。
釣れとんやで。相棒、神がかったポイント選びするけんの。
気になって仕方がない。なので移動。
「釣れるか~?」
「ぜ~んぜん。」
釣り初めもしょぼいがな。
と、ここで私にアタリ。ウキ下を調節したのである。
今年の釣り初めはアカオビシマハゼである。


なんかなあ。嬉しいやら嬉しくないやら・・・・・・
「どっちなんな?」
「あっ、嬉しくないんです。」 日本語はむつかしいな。
相棒もウキ下を調節し、そこからは入れ食いである。
「釣れたあ!」
アカオビシマハゼである。
「釣れたあ!」
アカオビシマハゼである。
場荒れしてないのか(当たり前ぢゃ! 誰も釣らんわ!)
プルプルプルプルと小気味良くあがってくる。
これを35回繰り返したのである。ホントはこんな数釣りをしない主義なんじゃが・・・・・・。


シロチチブなんて夢のまた夢。
「こうなりゃなんか違うもん釣ったほうが勝ちでっ!」
2人とも意地になる。
「今度は違うでえ~!」

で、相棒が釣りあげたんが


ホンヤドカリくんだったというわけである。

ホンヤドカリ類には何種かいるけれど、ヤッキになって釣ってたためよく分からんまま。
宿の貝もおそらくミクリガイかなあ、という程度。

以上、今年のガサ初め・釣り初めを報告させていただきました。
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