私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カサゴ(訂正 ムラソイです)  面目(ない)躍如の巻   釣査57種目

2017-01-14 08:30:59 | 周縁魚
 2017年1月12日 木曜日

日本の岩礁帯での釣りの話の続きである。(ああ、ややこし!)

カサゴの幼魚である。体長5cmくらいのちっこいやっちゃ。

なんかオバQに似とる。笑わっしょうるがね、この顔。真剣さに欠けとるわ。

(追記:この魚はムラソイです。改めて訂正します。申し訳ありません。
    なお、カサゴは2018年3月24日のブログに掲載しています。
    ここにもその画像を載せておきます。2018年5月1日)





相棒がシロメバル5尾、ヒガンフグ1尾釣ったというのに
私はまだコモンフグ1尾というテイタラクである。
こうなりゃ一発逆転、これまでタナゴ仕掛けで釣れとらんもんを狙うしかないな。

釣りをしとるフリして岩の形をじっくりじっくり観察し、底魚がいそうなポイントを探すのである。
題して「釣りをしとるフリして岩の形をじっくりじっくり観察し、底魚がいるポイントを探す」作戦じゃ。
「おっさん、そのままやんかっ!」
「おっ! ここの割れ目ええんとちゃうん?」 心の声である。
そっと仕掛けを沈めてみる。
ゴッ。
「ちっちゃいアタリじゃ。ジワ~ッとあげてみるか。」 心の声である。
ゴゴゴゴッ。くわえたがなっ!




カサゴもメジャーリーグに所属しとるのであれこれ書かんど。

相棒はタナゴ釣りを始めてまだ3年。
長いことやっとる私には絶対に負けられない闘いがあるんである。
「しょっちゅう負けとるがな!」という声には無言をつらぬくしかないっ!(言い返せんのんかい!)
ワハハハハハ。今回は面目躍如である。

しかも大きな声では言えないが小さな声では聞こえないかくし玉がまだあるんぞ。

おっ! また書き忘れとったがっ!
「ナゴヤフグの正体」分かったで! 
調べてみたんである。
名古屋のことを尾張という。「尾張名古屋の・・・・・・」で有名な尾張である。
つまり「食うたらオワリのフグ」なんだそうだ。(なんじゃ! ダジャレかいっ! しょうもな!)
クサフグ・ショウサイフグ・コモンフグ・ヒガンフグなど、地域によってさまざまなフグが当てはまるとのこと。
冗談当たってしもうとるがな。
「おっさん、たまにポテンヒット打ちまんな。」
「ウソから出たマコト」ならぬ「ギャグから出たマコト」だったんであった。
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七星鱧(コウタイ)を友がゲッツ!の巻    台湾釣(ガサ)行記㉑

2017-01-14 07:43:12 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

池を出発。台湾東部を北上する。
数年前に友が採集し「結構楽しかったでえ」という小さな支流へ向かった。
「ありゃ? ぜんぜん水もボサもないわ! こりゃあかん。」

こんなところである。


「そうはいうても右岸にちょっとボサあるで。上流に堰もあるし水ためとるかもしれん。」
「ほんならやってみる?」
友は下流でガサ、私は上流で釣りをすることにする。

しばらく友のガサのようすを高い護岸の上から眺めてたら、
「とったど~! コウタイじゃあ~!」友の嬉しそうな声が轟いたんである。




しばらく記念撮影。
高い護岸(雨季ここまで水位が上がるっちゅうことやね)の上からパチリバチリ。

カムルチー・タイワンドショウと同様に日本へ移入されたいわゆる雷魚(スネイクヘッド)の一種である。
外来生物法で要注意外来生物に指定されてはいるけど、国内に分布を広げているわけではないらしい。
「腹ビレがない」という変わり者である。

水族館やペットショップ(きれいな幼魚でっせ!)で見たことはあるが、野生もんは初めて見るわあ。
日本ではファンも多いようで1尾1000円くらいで売られとったりする。
しかもコウタイとしてはとても大きくどこも傷んどらんわ。

下流へ下流へとドンブラドンブラ下ってった友はその後死体を含め何尾か確認したらしい。
サスガじゃね。

えっ? 釣りはどうなったんかってか?
ほりゃボウズですがな。ピクリともせんがな。
苦労して苦労して右岸側から堰の上にある大きな淵まで降りてったというのに・・・・・・。
友の採集が終わるまで「ひま~でひま~で」ウロチョロウロチョロするしかないわなあ。
ま、そんなときもあるで。
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