私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

アイナメ  面目躍如パート2の巻   釣査58種目

2017-01-15 11:30:23 | 周縁魚
 2017年1月12日 木曜日

岩礁帯での釣りの続き。

アイナメの若魚である。




最干潮の時間になり潮がとまる。
こういうとき「マサカこんな浅い岩場で・・・・・・」と思うような所で、タモ網であっさり採ったりしちょるし、
若かりし頃にもダイビング中に岩場をマクラにして寝そべる姿を何度も見ちょる。
こういう自分の手や目で蓄えてきた経験は生かさねばならぬ。

「波が強くあたらん岩陰を探して仕掛けを下ろし、チョンチョン動かしてみる」作戦じゃあ。
何カ所か試した後、みごとに釣り上げたんである。
重いね。
シロメバルのようにグルグルとはでなアクションはない。
川でいうとギギの釣り味に似とる気がするわ。

アイナメもメジャーリーグに所属しとるのでアレコレ書かんけど、
タナゴ釣り仕掛けで釣れるんはそうそうないことだと思うので嬉しいわあ。

この日、コモンフグ1尾・カサゴ1尾・アイナメ1尾、最後にシロメバル1尾。
相棒は、ヒガンフグ2尾・シロメバル6尾。
多目釣りになったことに至極満足して帰路に着いたのであった。
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中華花鰍(とりあえず中華シマドジョウ)を見比べるの巻  台湾釣(ガサ)行記㉒

2017-01-15 08:53:55 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

台湾東部の小河川支流での話の続きである。

友が中国と台湾に分布するシマドジョウである
Cobitus sinensis 中華花鰍(とりあえず中華シマドジョウと呼ぶことにする)を採集した。
中上流域の「ま、ここならシマドジョウ類おるわな」という流域におるのは日本と同じじゃ。

まず、斑紋がうすくなった成魚。


続いて若魚。


最後に幼魚。


シマドジョウ・スジシマドジョウの仲間についてだが
日本では2017年3月に「ドジョウだけの図鑑」が発刊されるくらいに細かく分類されている。

この「中華シマドジョウ」も本来は台湾西部に広く分布するとされていて
東部の分布については細かく記されていないのである。
しかも図鑑によっては「台湾南部の未だ十分に調べられていない新種」が記載されとったりもする。
台湾でも地域ごとの変異が大きいか、または細分化される可能性は高い。

これは採集場所ごとに見比べてみるしかあるまい。

まず、23日 台湾南部の小河川で採集した幼魚。


続いて、25日 台湾中西部の河川支流で採集した幼魚。


同じく幼魚。


う~ん? ちがうっぽいといえばぽいけど、分からんわ。
日本の場合も見た目だけじゃ分からんし。
結局ならべただけになったが、ま、ええがな。





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