retifの都市探検日記(高層ビル編)

東京の街並みなどを報告します

埼京線板橋駅(滝野川六丁目 滝野川銀座通り)

2013-02-18 04:58:15 | Weblog
高田馬場駅で山手線。
池袋駅で埼京線に、乗り換える。
今日も、天気が、よくない。
黒い、雲が、垂れ込め、梅雨のよう。
板橋駅で、下車。
東口に出る。
西口は、開けた感じなのだが、東口は、ちょっと、時代に、取り残された、感じがして、いい。
駅前広場から、北へ、坂を、上ると、東西に、滝野川銀座通り、がある。
商店街なのだが、江戸時代には、旧中山道が、通っていたようだ。
ただ、明治時代の地図を、見ると、事実上、板橋宿から、街並みが、伸びてきていて、東端、という感じ。
それ以降、さらに、賑わってきたのかも。
当時は、まだ、池袋の街も、なかったし。
一帯では、板橋が、中心だったのだろう。
今は、ひっそりとしているけど。
もう少し、このあたり、歩き回ってみる。
(2012年5月記)

中央線国分寺駅(国分寺駅北口再開発予定地)

2013-02-17 07:17:16 | Weblog
甲府駅から、特急に、乗り込む。
行きは、八王子駅から、甲府駅まで、ノンストップだったが、帰りは、通常の、特急。
ゆったり、座っていけるけど。
流れ去っていく、車窓の風景、ぼんやり、眺めながら、再び、甲府のこと、映画「サウダーヂ」のこと、考える。
実は、高度成長を、成し遂げた、所得倍増計画なるもの、間違っていたのでは、とか。
それは、たまたま、社会規模が、拡大するときにのみ、通用する、考え方、のような気もする。
社会規模が、拡大している、ということを、前提として、そのまま、突き進めば、実情、縮小していく社会の、成員は、どんどん、疲弊し、磨り減っていくのに、違いない。
では、実情、社会は、縮小しているのに、なぜ、社会規模が、拡大していることに、なってしまっているのだろうか。
どうして、そんな、錯覚が、おこるのだろうか。
それは、富、を表す、所得という、尺度、なのかもしれない。
実際、楽しく、生きていくのに、富、は必須、という、わけでは、ないのだけど。
なのに、富、だけが、ずんずんと、積み上がり、そのたび、無理な、背伸びを、しなければならなくなる。
などと、考えているから、負け組になってしまうのだろうな。
しばらくして、もう、八王子駅を過ぎ、立川駅。
いったん、立川駅で、下車し、中央線。
国分寺駅で、ちょっと、降りてみる。
北口側が、今しも、再開発が、始まりそう。
子供の頃、何度か、降りたこと、あるのだ。
そのとき、一帯は、商店が、並び、ずいぶんと、賑やかだったな。
いつしか、その商店は、なくなり、その跡地には、再開発。
でも、それは、見上げるだけの、高層ビル、でしかない。
まるで、架空の中だけの、拡大しつつある、社会のよう。
手を伸ばしても、もとより、自分には、届かない。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(舞鶴城公園高台から甲府の街を臨む)

2013-02-16 07:09:24 | Weblog
頂上部から、南側を、見ると、どんよりとした、黒い、雲の下、広がる、甲府の、街。
山間の中、とりたてて、産業も、資源もないのに、よく、ここまで、街が、広がったものだ。
もっとも、それは、甲府に、限ったことではなく、日本全国の、地方に、いえることだけど。
いや、自分の、住んでいる、都心の、郊外についても、それは、いえるのだが。
今後は、コンパクトシティ、中心部に、高層ビルだけがある、そういう街に、なっていくのかも。
そして、それを、取り巻く、広大な、地域は、省みられない。
社会が、そのようになっていくので、それはそれで、仕方のないこと。
でも、本当に、そうなのだろうか。
社会、あるいは、都市が、縮小していけば、それだけ、自然環境が、回復するし、一人当たりの、負担も減り、のんびりできるような、気もするのだけど。
なのに、どうして、こんなに、世の中、以前より、ぎすぎすしたものに、なっていくのだろうか。
そんなことを、考えながら、甲府城跡の、石段を降り、甲府駅に、向かう。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(舞鶴城公園 甲府城跡)

2013-02-15 04:50:16 | Weblog
エル西銀座を西へ。
しばらくすると、南北に伸びる、舞鶴通り。
舞鶴通りに入り、北へ北へと、向かう。
中心街を、通り抜け、さらに、北へ。
やがて、広大な、舞鶴城公園。
南側には、濠が、ある。
もとからあったのか、わからないが。
おそらく、公園が、整備されたとき、濠も、新しく、作られたのでは、と思える。
さっそく、入ってみると、なかなか、規模が、大きく、圧倒される、感じ。
急な、石段を、上に、上っていく。
ここらへんが、頂上かと、思ったら、まだ、上がある。
やっと、最上部まで辿り着くと、甲府の街が、一望のもと、見渡せる、という仕掛け。
城郭の、復元、今も、徐々に、進んでいるようだ。
歴史的テーマパーク、なのだろう。
太宰治の、旧居跡や、戦国時代の、甲斐武田氏の、居城跡も、歴史的テーマパークとして、整備するのは、いいかもしれない。
ただ、そうした、観光だけの、都市、というのも、限られているように思う。
やらないよりは、いいのだろうけど。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(中央一丁目 エル西銀座)

2013-02-14 05:12:11 | Weblog
春日モールから西側には、エル西銀座が、伸びる。
銀座、となっているので、あまり、下町ではないのかも。
本当は、下町、裏町、見たかったのだが。
地図を、見ると、もう少し、東側らしい。
土地勘がないので、わからなかった。
もっとも、行ったとして、表通りより、さらに、寂れているのは、判りきったことなのだけど。
映画「サウダーヂ」にも、そんな、裏町、アンダーグラウンドが、出てくる。
街並みシーン、ではなく、怪しげな、パブ、なのだが。
でも、こんな場所の、闇も、なくなり、「もう、隙間なし」、の状況。
かくして、アンダーグラウンドは、白日の下に、引きずり出され、下町、裏町とともに、消える、運命にあるのかな。
こうした、下町、裏町、負け組にも、どうにか、それなりに、居場所を、与えてくれていたりしたものだけど。
もう、そんな、隙間は、なし。
あるのは、きれいに、整備された、街並み。
そして、誰もいない、商店街、シャッター街。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(中央一丁目 春日モール 城の模型)

2013-02-13 06:08:59 | Weblog
細い路地を、通って、西へ。
しばらくすると、南北に伸びる、春日モール。
商店街は、広がっているのだが、人通りはない。
春日モールを、北へ。
通りの際に、城の模型。
この、小さな、城、映画「サウダーヂ」にも、出てきたな。
城の模型が、設置されたのは、おそらく、想像してみるに、バブルの頃、NHK大河ドラマ、「武田信玄」を、放送したときだと思う。
あの頃が、一番、賑やか、坂の上、だったのかも。
ただ、もう一人の主人公、猛のような、若者にとっては、そんな、坂の上の時代、知らないはず。
すでに、繁華街、といえば、シャッター通り。豊かで、贅沢な、暮らしなぞ、はなから、存在しない世の中。
貧しさ、生活の苦しさが、偏在しているのだ。
でも、それは、昔、日本が、貧しかった、高度成長期以前とは、違っている。
昔、は、貧しい中にも、なにか、余裕や、落ち着きがあり、懐かしささえ感じる。
今は、時間がなく、いつも、切羽詰っていて、なにかに、追われている感じ。
そして、不安の中、とても、息苦しいのだ。
もう少し、商店街を、歩いてみる。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(中央一丁目 ベルメ桜町通り)

2013-02-12 06:09:05 | Weblog
コリド桜町通り、南側、その先には、ベルメ桜町通り。
商店街は、さらに、続いていく。
ただ、誰もいない、閑散としている風景。
一昔前、例えば、バブルの頃は、どうだったのだろうか。来たこと、ないので、わからないけど。
少なくとも、商店街なのだから、それなりに、賑わっていたことだろう。
こんなに、ひと気のない、商店街なんて、あり得ないし。
もっとも、それは、甲府の街に、限ったことではない。日本全国、同じだ。
自分の住んでいる団地も、いまや、スーパー、一軒のみ。
他の店は、すべて、シャッターを、下ろしている。
つい、この間まで、サンドイッチを売っていた、店が、あったように、記憶しているけど、いつの間にか、なくなってしまった。
そういえば、子供の頃、数回、行ったことのある、喫茶店。
今、行ってみたいと思っても、もう、ない。
みんな、どこへ、行ってしまったのだろうか。
自分だけ、取り残されてしまったような、気がする。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(中央一丁目 銀座通り)

2013-02-11 07:07:41 | Weblog
紅梅北通りを、東へと、歩いていくと、南北に伸びる、桜町通り。
桜町通りに、入り、南へ。
南へ、進んで行くと、いつしか、コリド桜町通り、という商店街に、なっていく。
しばらく、歩いていくと、西に伸びる、銀座通り商店街の、入口。
そう、ここは、映画「サウダーヂ」で、主人公の一人、精司が、焦燥感に、駆られながら、携帯電話、かけまくっていたところ。
結局、誰も、つかまらず、タイ人の女の子のもとへ、行くことになる。
ところで、「サウダーヂ」全編、流れている、この、焦燥感、いったい、何だろうか。
一生、安泰だと、思われた、土木作業の、仕事が、急速に、無くなっていくこと。
あるいは、それに、取って代わるべき仕事に、まるで、ついていけないこと。
さらに言えば、だからといって、そこから、逃げることが、とうてい、できないこと。
まあ、そういうこと、なんだろうけど。
でも、実際、そうなってしまえば、焦燥感どころか、虚脱感、喪失感、だろう。
まだ、そこまでは、行っていないのだ。
おそらく、今、現実に、そうなのだが、まわりを、見渡しても、誰も、いない、広大な、繁華街。
シャッター通りと、化した、かつては、賑わってた、商店街。
いつしか、見慣れてしまった、荒涼とした、景観。
こうしたことが、焦燥を、生むのかもしれない。
みんな、どこへ、行ってしまったのだろう、という。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(ライオンズタワー甲府丸の内)

2013-02-10 07:11:11 | Weblog
南へ歩いていくと、やがて、中央本線の、高架。
高架下を、潜り、南側へ。
東へ曲がり、そのまま、中央本線に沿って、東へと、進んでいく。
甲府駅駅前広場から、南へ伸びる、メインストリート、平和通りに、入り、南へ。
東側には、山梨県庁などの施設。
ただ、歩道側は、店が並び、アーケードのある、商店街になっている。
山梨県庁、南端まで、歩いたところで、再び、東へ。
しばらくすると、南北に伸びる、舞鶴通り。
そこから先は、甲府の街の、繁華街が、広がっている。
ただ、工事中になっている場所も、あって、賑やかな、繁華街、という感じではない。
通りの名前、紅梅北通りとなり、さらに、東へ。
すぐに、南側には、ライオンズタワー甲府丸の内。
最近、完成した、高層住宅だ。(工事中はこちら
都心と同じ、駅近くの、高層住宅。
といっても、甲府駅から、どこかへ、通勤するということはないので、駅近く、ということは、無意味かも。
あえて言えば、街の中心部、職住近在、ということか。
さらに、東へ。繁華街の中、歩いてみる。
(2012年5月記)

中央本線甲府駅(朝日一丁目 朝日通り)

2013-02-09 07:58:44 | Weblog
山手通りから、さらに、南へ。
途中、東へ曲がり、路地へ、入っていく。
しばらくして、清運寺、という寺院。
参道近く、太宰治の妻の実家があり、自身も、新居が、定まるまでは、滞在していたようだ。
再び、東へ。
南北に伸びる。朝日通り。
朝日通りに入り、南へと、向かう。
商店街になっていて、際には、ハナミズキ。
丁度、開花の時期、なかなか、きれいな、街並み。
もっとも、ハナミズキの花が咲いていなかったとしても、とても、整備された、商店街、という印象なのだが。
ひょっとしたら、北側の、住宅地と、駅前の、間には、この、商店街しか、ないのかもしれない。
それで、このように、きれいに、整備されているのだろうか。
朝日通りを、南へ南へと、進んで行く。
(2012年5月記)