retifの都市探検日記(高層ビル編)

東京の街並みなどを報告します

日比谷線南千住駅(南千住四丁目 ドナウ通り)

2010-12-27 05:07:22 | Weblog
北に向かうと、整備された、新しい通り、ドナウ通り。
貨物線の敷地の北側に広がる、再開発地、集合住宅群へと、伸びている。
途中、沿道には、ショッピングセンターがあり、けっこう、賑やか。
寂れ果てた、南千住駅西側とは、対照的だ。
もっとも、かつて、高度成長期以前は、逆だった。すなわち、駅東側には、なにもなく、駅西側の方が、大いに、賑わっていたのだ。
さらに、その昔、江戸時代、北西側、千住大橋の袂には、千住宿があり、そちらの方が、賑わっていたらしい。
栄枯盛衰、賑やかな場所は、時代とともに、移り変わる、ということなのだろう。
それはそれとして、とにかく、今は、ここ、南千住駅近くが、街の中心らしい。
集合住宅の中には、高層住宅もあるので、それを見に、このあたり、何度か、訪れたものだ。
その時、よく、ショッピングセンター、ファストフードの店で、一休みしたな。
ぼんやりと、外を見ていると、楽しそうな家族連れが、幾組みも、通ったりする。
心、和む、光景だった。
ひょっとしたら、その、家族連れ、昭和レトロに、興味を抱き、駅西口に、行ってみたりすることもあるだろうか。
だとすると、まさに、レトロテーマパーク。夕日町銀座商店街、といったところ。
そして、昭和ノスタルジーに、飽いた頃、駅東口の、現実に戻るのだ。
失われた10年から、脱却しようとしていた時期なら、そんなファンタジー、心地よいものかもしれない。
でも、現実の中に、戻る場所が、なかったら、どうなるのだろう。
「クレヨンしんちゃん 大人帝国の逆襲」では、とりあえず、春日部の、我が家へ、戻っていたっけ。
途方に暮れるしかないにしても、やはり、どうにかしなければならないが、わからないな。
(2010年3月記)

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