retifの都市探検日記(高層ビル編)

東京の街並みなどを報告します

都営三田線板橋区役所前駅(仲宿 遍照寺)

2011-09-01 06:07:58 | Weblog
北へ歩き、すぐに、東へ。細い路地を、進んでいく。
しばらくすると、北側に、遍照寺。
ずいぶんと、奥まった場所にある寺院だ。
創建は、おそらく、江戸時代の初め頃だろうけど、わからない。
このように、宿場跡の、板橋の商店街、その、両脇には、江戸時代の、寺社が、多く、点在している。
だから、本当は、もっと、有名な、寺社もあるわけで、そういった寺社を、訪れたかったのだが。
いかんせん、寒くて、あまり、外出する気も起きず、下調べも、ほとんど、しないで、来てしまったので、どこに、有名な、寺社があるのか、よくわからない。
たとえば、板橋宿を訪れるとすると、本来、板橋宿の入口があった、今の埼京線板橋駅から、だろうな。
あるいは、17号線近くにある、有名な寺院、東光寺も、知らず、素通りしてしまっているし。
もっとも、こうして、なにもわからずに、細い路地を、彷徨うのも、街の雰囲気に浸れて、いいかも。
それに、そもそも、高層ビルを、訪れているわけで、観光スポット巡りが、目的ではないのだ。
などと、余計なことを考えながら、寒さに震えつつ、再び、狭い路地を、抜けて、商店街に戻る。
今日の寒さ、いっそう、増してきた感じだ。
(2010年12月記)

都営三田線板橋区役所前駅(仲宿 古い家屋)

2011-09-01 01:43:56 | Weblog
商店街を、北へ北へと、歩いていく。
とても寒いのだが、年の瀬とあって、そこそこに、賑やか。
商店街、どこも、衰退しているので、こんなものだろう。
そういえば、昔の、宿場は、たいてい、今では、静かな、街並みになっていることが、多いのだが、板橋宿は、別のようだ。。
つまり、江戸時代が終わり、明治時代になると、宿場とは、距離を置いた場所に、鉄道が、敷かれ、駅が、開設される。
すると、駅前は、だんだん、賑やかになっていき、逆に、江戸時代の、宿場は、落ち着いた、静かな、旧市街へ。
なのに、板橋宿の後には、商店街が、今でも存在し続けている。
ひょっとしたら、板橋宿の南端の、埼京線板橋駅、明治時代の、古い、駅だったわけで、だとすると、板橋宿の、南端部分だけが、消滅し、板橋駅前の商店街に、移動したのかもしれない。
そして、残りの、北側だけが、取り残されて、旧市街にならず、普通の商店街になったのかも。
本当かどうか、わからないけど。
ただ、こうして、商店街を、歩いていると、以外にも、昔の店などが、息づいていて、いい感じなのは、確かだ。
(2010年12月記)