山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

母なる川の港町、大石田の街歩き ②

2008-09-29 20:26:56 | 建物
 大石田町の中心部、大石田は山形市からJR普通列車で約50分。
 新幹線も停車するが、大正ロマンの街並みが人気の銀山温泉(尾花沢市)に向かう観光客の出入りで賑わうが、大石田の街自体は現在はまことに静かそのもの。
 しばらく歩いて、やっと歩行者が1人という状態。
 商店もあることはあるが、はたして商店として成り立ちうるのか心配になる。
 でも、かつては最上川中流部の港町として大いに賑わった町である。
 今日の大石田では多くの所で“再開発”の“逆白波”が立ちあがっていた。
 とりわけ駅前付近は昔懐かしい街並みや建物は消え失せていた。
 だが、一つだけ“大石田らしさ”が新たに創造されていた。
 それは現代型住宅でありながら、豪雪地帯にふさわしく、1階は車庫や倉庫、そして2階が玄関や居間とする3階建てが多くなったことである。

●写真説明 ①右も左も3階建て住宅 でも色彩がまちまち ②不意に目に止まった古色蒼然たる洋館風建物 ③かつての大資産家の門であったとか・・・ ④このあたりもかつては樹林が続いていたが、新道開削で樹林がだいぶ少なくなった。

●姉妹ブログ「島国ニッポンの山国から を閲覧ください。少し硬派です。

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