山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

江戸初期の山形にフランシスコ会が布教

2013-03-14 21:07:45 | Weblog
 新しいローマ法王にアルゼンチン人枢機卿が選出され、フランシスコ一世となった。この名は中世イタリアの聖(サン)フランシスコ(フランチェスコ)の愛の精神を伝える者の意味がある。
 最上氏改易後の鳥居氏の山形藩領内にキリスト教を伝道したディエゴ神父はフランシスコ会修道会の宣教師であるが、彼は弾圧が激しくなった西日本から酒田・最上川・須川経由で船町に上陸して布教した。西山形のピラミッド状の富神山山麓近くの寺院には異国人神父のものと伝えられている遺骨が安置されているが、彼もフランシスコ会の宣教師、或いはディエゴ神父自身であったのかもしれない。

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