三月の上旬にも県外に出かけたが、四月の後半にまたまた県外に出かけることになった。
今回は東京での某集まりへの出席が主たる旅行目的であったが、むろん前後に各地で「物見遊山」否「物見遊街」を楽しんだ。
たまたま訪れた都市や町には山形の郷土史と関連が深い箇所が多く、しばし当ブログにて紹介を続けたい。
最初に訪れたのは◆◆店が多いことで知られる◎◎◎市であるが、駅を出て5分ほどの橋のすぐそばにレトロな外観の不思議な建物があるのを発見した。
それにしてもこの建物は何なのか? 今は何にも使用されていないようだが、かつて交番でもあった建物なのだろうか。
この◎◎◎市は人口が51万人だから、わが山形市よりはだいぶ大きいが、駅前から西に延びる中心街はむろん大きな商業施設やビルが数多く建ち並んでいるものの、シャッターを降ろした小さな商店がかなり多く目についたし、歩行者だけでなくクルマの数も意外に少ないように見受けられた。
50万人都市でもご多聞に漏れず郊外型の大型商業施設の進出により“人災”に遭遇しているようだ。
◎◎◎市は城下町、宿場町かつ門前町の3つの要素を兼ね備えて発展し、明治維新を迎えたのだが、伝統ある商人街としての面影を残す歴史的建造物はこの重厚な豪商邸宅くらいしか半日程度の街歩きにおいて見い出すことはできなかった。これは戦災のためでもあろう。
この都市の名と山形市との関連は次回以降をも読んでもらえれば、お分かりいただけよう。
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