この写真、実はまだ2月下旬にに訪れた際の早朝の撮影である。
温泉街ではあるが、ほとんど温泉情緒が感じられない道筋を歩いた。
そこは庄内海岸沿いの湯の浜温泉中心街だが、歩行者専用道路でもある裏通りであるから旅館やホテルがあまり並んでいない道筋だからである。
なお、この歩行者専用道路については姉妹ブログ「島国ニッポンの山国から」の3月6日付け記事の写真でも紹介したとおり、クルマが通らない通りなので、登下校の小学など地域の子どもたちが安心して歩ける道路である。
それにしても、2月下旬といえばここ庄内浜は通常はまだまだ厳寒期であり、庄内地方特有の雪が下から上に「地吹雪」が吹きまくっていてもおかしくない季節なのであるが、道路沿いには一片の残雪のかけらすら見当たらない。
すぐそばの海岸を歩いても、まさしく「春の海岸」そのもので、冬の海岸らしい荒々しく恐ろしげなどころか、さわやかな気分に浸ることができた。
ああ、春の海、ひねもすのたりのたりかな [写真の裏画面←クリックにより現れる]
①左が旅館街へ 右のクルマの背後を迂回すると歩行者専用道路 ②③歩行者専用道路 ④上の現代的建築が宿泊部屋付きのイタリア食レストラン(昨夜の宿泊所)