山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

露馬(ローマ)人と相撲帝国

2008-09-08 23:55:43 | Weblog
 2つの“ローマ”の写真。  上が古代ローマの遺跡で、下はロシアのサンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館。
 えっ、ロシアとローマは無関係でないの?
 でも、帝政ロシア時代のロマノフ王朝はRomanov王朝だから、ローマ人の王朝ということになる。
 ロマノフ家はまさしくロシアにローマ帝国を再現する気概で帝国造りに励んだ。
 そのロシア帝国の子孫たちが日本の相撲界を大いに揺るがしている。
※ 若ノ鵬、露鵬、白露山の3人は共にグルジアの北の北オセチア共和国(ロシア連邦の一部)出身だから、ロシア人というよりはイラン系のオセット人の可能性が高い。それでもやはり昔もロシア帝国の一部であったのであろうか。
 しかし、ロシア出身者だけが相撲界を揺るがしているわけではない。
 朝青龍によっても相撲界は大いに揺れた。
 さて、本家本元のローマ帝国も末期には軍隊まで外国人に占められるようになり、ついに5世紀にはゲルマン人の傭兵隊長によって滅亡させられた。
 相撲の国際化自体はそれほど悪いわけではないが、外国人によって辛うじて相撲帝国を維持しようとしてきたきらいがある。
 柔道も国際化によって大いに変質した。
 同じように大相撲も国際化によって良くも悪くも変質を免れなかったのであろう。
 それにしても、南北オセチアをめぐってロシアとグルジアが対立情況にある時に3人のオセチア人の力士(元力士?!)が大麻問題の渦中にあるのは大いなるミステリーとも言える。グルジア人の黒海の心中はどうであろうか。
※ 写真はいずれも関連HPより
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