ふと気づくと腰が痛い・・・情けないような痛みであり、笑っても痛い。たぶん、怒っても痛い。・・・やっぱ、あんまり怒るなっていうサインかね。
かといって今夜の英語のプリントを打たないわけにもいかず、顔をひきつらせながら打つ。合間に真喜子(久居高校3年)がやって来る。英単語が定着しないことを嘆く・・・涙を流しても状況は変わらない。やり続ける・・・いつか上がると思い定めてやり続ける。それしか処方箋はない。
午後3時からは通例の授業・・・2003年度1番から4番。同じ姿勢をとっていないと痛みが走る・・・彫像になったよう・・・強張った体躯でなんとか終える。
授業中に茉穂と莉穂が帰っていった。家でもするべきことをしてほしい。最後の中学生の期末だ。そしてほぼすべての高校が明日から期末、それもあって昨日も今日も高1が勉強している。そんななかで潤奈(津東1年)、「今夜の英語の授業の英文、今から予習していいですか」 少し嬉しくなる。
昨夜、潤奈は自由参加だったはずの全国統一模試の成績表を持ってきた。「あれ、受けたんや」 「ええ」
津東ではSクラスは全員受験で80名、それに自由参加の12名を加えて92名が数学を受験。潤奈は校内19位・・・偏差値は54。玄太(24期生・三重大学医学部1年)の授業、東高校より遥かに速い進み具合だが分からないところが多いはず・・・それをきちんと処理して併走している。
しかし英語の成績は悲惨なわけで・・・偏差値は39.4。でも、西橋内で5教科が120点ほどからのスタートで400点を越えた。やれば必ず上がる、ことに英語は努力を裏切らない。それもあっての今夜の英語の予習か・・・三重大学に入れるだけではおもしろくなくなってきた。
そろそろ竜太(18期生・立命館大学文学部4年)、お母さんの運転で京都に向かっているはずだ。