少しだけ・・・

一つくらいはいいことがあっても・・・

 

午後9時半、征希（4期生・カイロプラクター自営）二度目の降臨。ちょうど、新中３の授業が終わったところだ。新中３の授業では１学期中間か前期中間の最難関の問題ばかりを集めいてみた。それでも今日で何度か目の出題ばかり。100点を取るには不可欠な問題、それでいて正答率の低い問題・・・きちんと復習していれば解けるはずだが、まだまだのようで・・・。

今日やった問題を解けたら帰っていいと伝えて治療に入る。

今夜は松阪サーキット・・・治療後は最低30分はそのまま眠っているようにとはいつもの指示。30分我慢して起きると午後11時、さあとばかりに着替え・・・幸佑しかいない。「みんな帰ったよ」と今日のサポート担当のれい（18期生・三重大学教育学部３年）。所在なさげに佇む俺。「はいはいはい、病人は寝て寝て」　征希の甲高い声が難聴の耳に響く。

 

良心の呵責

一昨日に左肩に違和感を感じるようになった。寝違いか・・・一日寝たらよくなるだろう、しかし昨日はかなりの痛み・・・表現するなら悪意を持った痛みに加速していく。

そして今日は午前７時に携帯が鳴る。すぐに取ろうとしたが、身体を起こし、それに手を伸ばすまでの時間が歯がゆくなるほどに長い。やっと辿り着いたあげく、相手はアキラの親父・・・それを理由にするつもりはない。

津東に向かう途中、我慢ができなくなり征希（４期生・カイロプラクティク自営）に連絡。「肩が憎しみのような痛みでどうしようもない」　「かなりですか」　「この時間にオマエに連絡するくらいのひどさだ。今朝はなかなか眠れなかった」　「今日は合格発表でしょう」　「ああ」　「先生、たぶん原因は良心の呵責ですな」　「発表は今からや」　「今年のことやないです。今までに試験で落としたしまった生徒たちの思い出が先生の身体の中で渦巻いてますねん」

 

23年ぶりの仕事は果たした。征希の１年先輩、３期生の智洋（日産部品）の娘・晶穂は合格した。

しかし、・・・一期一会のはずの仕事を多くしくじってしまった。

慙愧の念に堪えない。

2012-03-21 10:08:03

言葉にできない。無力だ。

津東

津東、開明さんのゆかりが来とる。