『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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結婚できるようならしたい・・・そんなセリフは吐かんやろ

2012年03月18日 23時37分38秒 | 塾の風景

「松阪高校に行きたくないのか」と多少の怒号を含む俺の声が誰もいない教室に響く。「・・・行けるようなら行きたいです」 ・・・まただ。行けるようなら行く・・・最近はこんな生徒が増えた。この水曜日に合格発表を迎える生徒たちからも何度も聞いた気がする。怒鳴りちらし、あげく目眩で倒れていた昨年が蘇る。

大学の単位を「取る」ではなく、「来る」という時代だ。このコメントもまた、己の成績すらも客観視しようとする他者依存の延長と捉えるべきか。自分の人生なのだ。自分のために、自分の力で合格を勝ち取るために今を勉強する。

 

何度か襲われかける目眩・・・、いつでも吐けるようにコンビニの袋をジーパンのポケットに入れてあった。朝からぶっ続けの授業、合間に遠来からの電話にお役さん・・・仮眠が取れなかった。それでもホワイトボードの前に腰掛けながら、乱気流の飛行機の中での授業。それでもなんとか終了・・・自己満足かもしれないが、今の俺にとっては大きい。

夜は過去数日間の復習・・・知識の共有と呼んでいるが、相似と三平方がらみの円錐の側面上の最短距離に二次関数と一次関数の融合問題。それが終われば今日の午後の玄太(津高2年)の授業の再現・・・まあ、玄太のほうがうまかったりしてね。今日のサポートはあい(23期生・三重大学教育学部へ進学)。

数日前に亮太(10期生・光近代塗装専務)との話のなか、三重県で生活するのならポルトガル語がしゃべれれば何かと便利だとなった。「みんな簡単やから中国語にするって言ってるけど、ポルトガル語にしようかな」 「ああ、そして亮太先輩に月一のダンパを紹介してもらえや。お客さんの半分以上が外国人、そのなかでもブラジルの人って多いらしいから・・・それに」 「なに?」 「ポルトガル語がペラペラの香介(9期生・ヤマハ発動機)が塾内に話し相手ができて喜ぶはずさ」

 

37ページまで行くつもりがなかなか・・・今夜は27ページで頓挫(とんざ)か。しかし相似と二次関数の理解が深まった気配、それで良しとしようか。

因数分解などの数式、芽生はよくできる。皆が因数分解で苦しんでいるなか、三平方と二次関数へと戦線を拡大。たまには三平方で感動してくれや。

 

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パラオへの密航が現実味を帯びてくる

2012年03月18日 15時56分48秒 | 塾長の友人

先週までの日曜日なら、午前8時あたりから中3が勉強していた。徹マンをしていようとも、その気配で起きるところから一日が始まった。今日は誰もいない・・・当たり前だが。午前10時になり、小学生の嬌声で起こされる・・・友衣子、4月から小4だ。教えるのは奥さん、語彙の豊富さでは塾内では里恵(7期生)と双璧。

喬之が来る。先日にさせた因数分解のプリントをもう一度させる。なぜか、ゆっくりとゆっくりとチョコレートを食べ始める・・・近くには友衣子がいる。15分経過・・・注意することになる。「なぜ、チョコレートを食べていいと思った」 「・・・」 「近くに小学生がいる、器量を測るなら、小学生に一個あげれば許せるけどな・・・チョコレートを食べながら視線はチョコレートの上を這っている。チョコレートのデッサンか研究ならまだしも、オマエの前には数学のプリント・・・そっちを見ていない。なんでチョコレートを食べていいと思い込む・・・貰った土産を皆に渡すときはともかく、今まで家から持ってきたチョコレートを食べていいとは言ってない。なんでよ、なんで食べていいと思った」 無言・・・ 「この状況で、『食べていいと思いました』なんて言ったら、典型的なゆとり世代のコメント・・・それならそれで理解できる気はするけどな」

今年からの数学の教科書・・・啓林館のガイドを買ってあった。仕方がない・・・それをコピーして、教科書の問題だけを抽出する。今日はガチガチの授業をしてやろう。目指すは1章・・・37ページまでを潰す。

そんなところにニューヨークの北野君から電話、喬之と幸祐を教えていたこともあり俺には珍しく手が離せないと伝えると北野君、「じゃあ、要件を一つだけ・・・」

その要件もまた30分ほどかかるわけで、これは想定内。ただ、彼が気にしていたことと俺が落ち込んでいることがリンクするかたちで30分間をノンストップで話す。

そして再び中2の数学に戻るわけだが・・・、さすがにウチの塾。かつて生徒が書いた作文を彷彿・・・「この塾で勉強していると雑踏のなかで勉強しているようだ」 その作文通りに展開が待っている。

玄太(津高2年)がやって来て、「先生、新田さんとおっしゃる方がいらしてますが・・・」 「えっ、新田さん!」

 

パラオで寿司屋兼和食の店をしようと孤軍奮闘だったが、信頼できる日本人の方に巡り合い、孤軍奮闘から二人旅が始まる様子。

「やっと先生にいい報告ができるようになって・・・」と新田さんの笑顔。

今年の10月下旬から11月にかけてパラオへの密航を企てている俺。「それまでには安心して来ていただくような体制を作っておきますからね」

そんな俺に代わって中2に因数分解の2クッションを教えてくれるのは玄太、真ん中の部屋で喬之と幸祐相手に共通因数をくくり出す一番難度の高い問題を教えている。生徒が生徒を教える・・・これもまたウチの風景。

 

クリックのほう、ほんまに頼んます。

 

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