弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【書評(21-06)】「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」(藤尾秀昭)

2021年04月11日 10時18分08秒 | 書評
おはようございます!
気持ちの良い春の青空広がる@湘南地方です。

掲題の本、毎日1話ずつ読んでいます。
朝読むと、「よし、オレも今日も一日頑張るか」という気になります。

日々気づかされる、或いは、原点を思い出させられる。
365人いたら365通りの伝え方がある。それでも、根っこのところはある程度の数の「定理」に集約される。
読んでいてそんな気がする。

定理としては、
(1)「感謝と思いやり」
(2)「信念と継続」
(3)「時間の不可逆性、尊さ」
といったあたりかな。
言うべき人が言うから、重みがある。同じことを別の人が言っても、信じられないか、響かない。

(1)については、ちょうど今日読んだ佐々木洋さん(花巻東高校の野球部監督)の「運気を上げるための四つのポイント」の話。
 言葉、一緒にいる人、表情・態度・姿勢・身だしなみ、そして感謝と謙虚さ。運は勝手にやってくるものじゃなく呼び寄せて掴むもの
(2)の話としては、4/5の「大工の技術取得法 三段階」(田中文男さんという大工の棟梁の方)
 「慣れて身に付ける」「教えてもらって覚える」「習って高める」→多くの人は前の二つで終わってしまうが、大事なのは三つ目。
 こういう話、大好き。
(3)としては、聖路加の理事長、日野原重明さんの「命とは君たちが持っている時間である」という話。
 同氏の授業を聞いた小学生からの手紙に書いてあった、「寿命という大きな空間の中に、自分の瞬間瞬間をどう入れるか」というフレーズ、
 46歳の胸にもバシーンと響きました。

この本は、年齢、立場問わず誰でも、手元に置いていて損しないと思います。
真理って、平易な言葉になるのだなぁ、ということも感じられる、良い本です。
コメント
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