今日も「がんばろう日本!知的財産権活用企業事例集2012」より、『株式会社東農園』。
この会社、創業が天保5年。
「1粒3千円」の梅干しを扱う。
単なる“成金志向”ではなく、
梅干し自体の価値を高めることを自社の使命と決めていた節もうかがえる。
ブランド維持のために直販戦略により希少性を上げるなど
目的を意識した選択を行っている。
本日現在の商標取得件数は43件(IPDLベース)。
それだけでも老舗企業としては知財に対して積極的な取り組みといえると思うのだけれど、
技術革新にも精力的。
これまで廃棄処理されていた梅酢の一部や梅調味液を活用するため、
産学官連携により共同研究を開始。それだけでなく自社内に
「梅科学研究所」も設立。
本日現在の特実公報発行件数は40件。
まさに、伝統と革新とが両輪となって更なる発展が見込まれる企業。
【教訓】
「一粒だからこその高付加価値化」
→高品質+話題性により実現。
この“話題性”というところは、少なからず「運」の要素もあるとは思うが、
(たとえば藤原紀香の結婚式の引き出物で使われたことが話題となる、など)
それもそこまでのプレゼンス向上への取り組みがあったからこそでもある。
文中には「梅の王様『南高梅』にこだわり、その味を最大限に引き出す独自の製法を開発し…」
とサラッと述べてあるけれど、この「独自の製法」を厳格に秘密管理してきたことが
根底にあるんだろうなー、と思ったり。
この会社、創業が天保5年。
「1粒3千円」の梅干しを扱う。
単なる“成金志向”ではなく、
梅干し自体の価値を高めることを自社の使命と決めていた節もうかがえる。
ブランド維持のために直販戦略により希少性を上げるなど
目的を意識した選択を行っている。
本日現在の商標取得件数は43件(IPDLベース)。
それだけでも老舗企業としては知財に対して積極的な取り組みといえると思うのだけれど、
技術革新にも精力的。
これまで廃棄処理されていた梅酢の一部や梅調味液を活用するため、
産学官連携により共同研究を開始。それだけでなく自社内に
「梅科学研究所」も設立。
本日現在の特実公報発行件数は40件。
まさに、伝統と革新とが両輪となって更なる発展が見込まれる企業。
【教訓】
「一粒だからこその高付加価値化」
→高品質+話題性により実現。
この“話題性”というところは、少なからず「運」の要素もあるとは思うが、
(たとえば藤原紀香の結婚式の引き出物で使われたことが話題となる、など)
それもそこまでのプレゼンス向上への取り組みがあったからこそでもある。
文中には「梅の王様『南高梅』にこだわり、その味を最大限に引き出す独自の製法を開発し…」
とサラッと述べてあるけれど、この「独自の製法」を厳格に秘密管理してきたことが
根底にあるんだろうなー、と思ったり。